GACKT「腰を抜かすほど美味しい」食べ物を具体的に告白「エグいレベルで美味い」と反響続々

0

2025年06月02日 13:26  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

GACKT(2019年撮影)

ミュージシャンGACKTが2日、X(旧ツイッター)を更新。「腰を抜かすほど美味しい」食べ物を具体的に明かした。


GACKTは、小泉進次郎農相が行った備蓄米に関する試食会をめぐり、ネット上ではテレビ朝日系「芸能人格付けチェック!」で、コメを食べない生活をしているにもかかわらずコメ粒を口にしただけでピタリ正解を当てた実績を持つGACKTを待望する声が飛び交っていることなどを報じた、一部メディアの記事を添付。「『GACKTを呼べ』と言われるのは光栄な話だが、流石に国民を代表するのは荷が重すぎる」と切り出した。


そして「ただ、ボクのあくまで個人的なコメに対する考えを伝えたい。26の時、バンドからソロになったタイミングで一番好きなものを辞めようと決めた。それ以来、片手にお碗を持っての食事を一度もやっていない。カレーライスも寿司も食べていない。が、コメの味を忘れたことは一度もない。むしろ他の人よりコメに対する憧れは強い。そして、『一番好きな食べ物は?』と聞かれれば必ずこう答える。【古古米を炊いた後に冷やして食べるご飯】」と続けた。


さらに「コメが古くなることイコール、【劣化する】というイメージから不味いと決めつけている人も中にはいる。が、ボクはそう思わない。もちろん、保管の仕方によっては酸化臭がするものも少なくない。だが、本当に美味しい古古米は新米では得られない甘味と食感がある。これにはいくつか条件が必要となる。一番重要なことは、そのコメ自体のポテンシャル。コメは寝かせれば中に閉じ込められた水分が少しずつ無くなっていく。但し、ポテンシャルのあるコメは減りながらも味が濃厚になる。この考え方は、魚や肉、ワインのエイジングに近い。良い水質で作られたコメは凝縮された旨味が溢れてくる。そしてその炊いたコメを冷やすことで更にその違いが細かくわかる様になる。つまり、古米・古古米の冷えたご飯で本当に美味しいコメは、そのポテンシャルがそもそも高いものだということ。その冷えたご飯とカレーを一緒に食べるとエグいレベルで美味い。当たり前だが、温かい食事の方が美味しいと感じるのは、それだけ味そのものが見えにくくなるということでもある。そしてもう一つ大事なのは保存状況。それはどんなものでもエイジングをしたから美味しくなるわけではなく、美味しくするための保存状況、条件があるということ。他にもいくつかの条件はあるが、これをクリアーした古米、古古米は腰を抜かすほど美味しい」と“コメ論”を詳細に述べた。


その上で「もちろん、そんな古古米に当たることは限りなく低いが、それでも古古米ならではの食感は新米では味わえないものがある。コメを炊くときには昆布や酒を入れると気になる匂いがなくなって独特の食感を堪能することもできるから、これを機にコメを食べる人はどうやったら更に美味しくなるかを追求してみてはどうだろうか?コメをただ当たり前に食べるのではなく、味に追求することでいろんな発見がある。ボクの人生でコメを食べることはもうない。ボクの代わりにコメを心から楽しんで貰いたい」と記した。


この投稿に対し「こういう観点での味の追求なぞ、考えたこともなかった ありがとうございます」「勉強になりました」「細かい味の違い、一流の味覚を持つGACKTさんだから」「素敵なお話」「凄いです」「奥深きコメ論に魅了されました」などとさまざまな反響の声が寄せられている。

    ニュース設定