三宅裕司、異例のお願い「何か言ってしまいそうな大臣は先に連絡して」 熱海五郎一座の新作開幕

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2025年06月02日 15:00  日刊スポーツ

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取材会後のフォトセッションで写真に納まる、前列左から渡辺正行、剛力彩芽、羽田美智子、三宅裕司、後列左から深沢邦之、小倉久寛、ラサール石井、春風亭昇太、東貴博(撮影・河田真司)

三宅裕司(74)が2日、座長を務める「熱海五郎一座」の新橋演舞場シリーズ第11弾「黄昏のリストランテ〜復讐はラストオーダーのあとで〜」(2〜27日、同所)の初日前フォトコール・取材会に登壇した。


伊東四朗のもとに集った「伊東四朗一座」の東京喜劇を伝承すべく、“伊東ならぬ熱海”“四朗ならぬ五郎”というシャレで命名して06年に旗揚げした。14年に新橋演舞場に進出し、毎年劇場を爆笑の渦に巻き込んでいる。


今回は21作目で初めて「食」をテーマにし、羽田美智子(56)と剛力彩芽(32)をゲストに迎える。三宅は「全員の見どころが均等にあるように作ってあります」と話しつつ、「羽田さんの天然ボケ。その役作りがどこまですごいことになっているか。それをクールに見つめる剛力さんは、クールでありながら素晴らしいダンスを見せてくれたりとか。この2人を中心に見どころになる」とゲストを立てた。


歌、ダンス、アクションをふんだんに盛り込み、練り上げられた台本が魅力。「アドリブはほとんどありませんが(出演者が)高齢になってきまして、どうしてもせりふが出てこない時におそらくアドリブになると思います。それは全員で助け合いながら。でもそこが一番おもしろかったら悲しいんですけど」と笑わせた。


台本が書かれたのは昨年だが、渡辺正行(69)は農林水産省の役人・米高進(こめだか・すすむ)という、昨今の世相を反映したような役どころになっている。三宅は「熱海五郎一座っていうのは、世の中に何か起こるとせりふを変えなきゃいけないんですよね。今回も、稽古中にある方がある発言をして話題になってしまったので」と、あるせりふを追加したと明かした。「ですから、6月中に何か起こるとまたせりふを変えなきゃいけない。何か言ってしまいそうな大臣の方いましたら、先に連絡してほしい」と異例のお願いもした。


公演期間中に内容が変わる可能性も「大いにある」と言い、「最低でも初日、中日、楽日に見に来てほしいですね」とアピールした。羽田、剛力、渡辺と、ラサール石井(69)小倉久寛(70)春風亭昇太(65)東貴博(55)深沢邦之(58)も出席した。【鎌田良美】

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