
このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは6月1日(日)付のチャートを紹介!
10位:Mrs. GREEN APPLE『ライラック』
2024年4月のリリースからロングヒットとなっている『ライラック』が「MUSIC AWARDS JAPAN」で、エントリー期間内にカラオケで最も歌われた曲に送られる「カラオケ特別賞『カラオケ・オブ・ザ・イヤー』」を受賞して、6週間ぶりにチャートにカムバックした。受賞スピーチでボーカルの大森元貴は「カラオケでこの曲を歌ったら、採点機能で全国で8位でした」とコメントしている。9位:XG『MILLION PLACES』
先日、テレビでXG特集が放送された。特集を組んだのは『報道ステーション』(テレビ朝日)で、メンバーやエグゼクティブプロデューサーのSIMON、さらに世界中のXGファン・ALPHAZへのインタビューを通して活躍を続けるXGの戦略、夢に迫った。映像ではワールドツアーのファイナルとなった東京ドーム公演の舞台裏も公開され、ステージ上のキレキレなパフォーマンスからは想像できないほど舞台裏では緊張したり、20歳前後の女の子らしくトークしたりする様子、そしてそこからステージに上がる瞬間にスイッチが入ったメンバーの表情がピリッと一転する瞬間もカメラに収められている。見逃した人はYouTubeでチェックすることが可能だ。8位:JIJIM『カラスフライト』
先週22位から14ポイントアップで8位に。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。クイズは、5月18日に番組にゲストとして登場してくれたJIJIMのボーカル・シンジュに関するもの。山梨県出身のシンジュに山梨のおすすめスポットを訊いたところ、答えは「湖」だったが「山梨のどこの湖か」を当てるもので、正解は「四尾連湖(しびれこ)」。シンジュいわく「四尾連湖はとてもパワーがもらえるらしい場所なんです」とのこと。なんでも4つの尾を連ねた龍「尾崎龍王」が住むという、竜神伝説があるのだとか。7位:羊文学『mild days』
先週36位に初登場した同曲が29ポイントアップで今週7位にチャートイン。この曲のミュージックビデオは、4月に行われたバンド初のUSツアーの模様を収めたロードムービー風な仕上がりになっている。サンディエゴを皮切りにロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランドとアメリカ西海岸の4都市を回った同ツアー。メンバーにツアーの思い出を訊いてみると、ベースの河西ゆりかは「お客さんたちは声を出したり動いたり、全身で私たちの曲を聴いてくれている感じがしました。こんな遠いところでも私たちのことを楽しみにしてくれていたんだなと、お客さんの顔を見て実感しました」と振り返った。ボーカル、ギターの塩塚モエカは「高速道路を走っているときに車の中が臭くなって。なにかと思ったら、遠くから流れてきたスカンクのおならの臭いでした。直接当たると1週間は臭いそうです」と、ふたりは対照的な思い出を語ってくれた。6位:Maroon 5 feat. LISA『Priceless』
2週連続2位だったが、今週は4ポイントダウンで6位に。順位を下げたものの、初エントリーから4週で常にトップ10圏内をキープしている。2025年の夏ごろにリリースが予定されているニューアルバムからの先行シングルの同曲は、ボーカルのAdam Levineが妻のBehati Prinslooに捧げたもの。Behatiはナミビア共和国出身の人気モデルで、通称「エンジェル」と呼ばれるヴィクトリアズ・シークレットのモデルとしても知られている。ふたりは2014年に結婚し、現在は8歳と7歳の女の子、そして2歳の男の子の3人の子どもを育てている。3年前にはAdamの不倫疑惑が報じられたこともあったが、Behatiは子どもたちのためにグッと我慢したそう。そんなAdam率いるMaroon 5は秋にはアルバムツアーも計画しているという。5位:sombr『undressed』
この夏「SUMMER SONIC 2025」に出演する、ニューヨーク出身の注目の19歳、sombrが先週3位から2ポイントダウンで5位に。エントリー5週目で4週連続トップ10圏内をキープしている。カルチャーメディア『1883 Magazine』のインタビューで、ニューヨークのおすすめ観光スポットを訊かれてsombrが答えたのは、タイムズスクエアではなく「ダイムズスクウェア」。これはマンハッタンのローワー・イースト・サイドにあるエリアのことで、sombrが生まれ育った場所。特に、このエリアにあるトンプキンス・スクエア・パークという公園がsombrのイチオシで「食べ物も人も最高だし、ただ座って友だちとしゃべるだけで最高なんだ」と語っている。4位:烏兎-uto-『Goes On』
先週と順位変わらず、今週も4位に登場。先週の放送後、ピアノの窪田ひかりは自身のXで「すごい!!まじ!聴いてくれてほんとありがとう!!!本当嬉しい!!」と喜びのポストをした。ボーカルのベイ佐藤、ピアノの窪田のふたり組の烏兎-uto-。もともと、佐藤が小さいころに通っていたピアノ教室の先生の娘が窪田だった、というのがふたりの出会い。ピアノでつながっていたふたりだが、それ以外にも小学生のころにはローラースケートや「たまごっち」で一緒に遊んでいたのだとか。3位:星野 源『Star』
オンエアポイントが割れて連覇ならず。しかし、今週もニューアルバム『Gen』から4曲目のチャートインを果たした。現在、全国アリーナツアー中の星野。5月31日と6月1日は地元、埼玉のさいたまスーパーアリーナでライブを実施した。ツアーグッズもタオルやTシャツといった定番アイテムから、変わり種のスリッパまでいろいろと取り揃えられている。そのなかでも注目を集めているのがお菓子メーカー「ギンビス」の人気商品で子どもにも大人気の「たべっ子どうぶつ」とのコラボ。オリジナルの動物のキャラクターに加え、星野のイラストや「MAD HOPE」というロゴがプリントされており「パッケージがかわいすぎる」「箱買いしたい」と、Xでファンが大喜び。各会場売り切れが続出している。2位:MISIA『LOVE NEVER DIES』
先週は19位まで後退したが、一気にトップ目前に。この曲に加え、この日は最新アルバム『LOVE NEVER DIES』から3曲をニューエントリーさせたMISIA。これでMISIAの『TOKIO HOT 100』の総エントリー楽曲数は78曲となった。現在1位の平井 堅に迫る勢いで、来週以降にアルバムからさらに何曲かエントリーすると逆転する可能性もある。1位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』
初登場が6位、続いて7位、そしてエントリー3週目にしてトップに。J-WAVEで抜群のオンエアポイントをゲットして、並みいる強豪を撃破。これがSTUTSにとって初の『TOKIO HOT 100』ナンバーワンとなった。STUTSといえば、豪華すぎるアーティストたちが出演して話題を集めている「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」のオープニングショー「RYDEEEN REBOOT」に出演。「まりん」こと砂原良徳からバトンを受けた2番手として登場し、YMOの名曲『ライディーン』のオリジナルアレンジをMPCプレーヤ―を叩きながら披露した。STUTSは次週、『TOKIO HOT 100』にゲスト出演するため、クリスは「このパフォーマンスの裏側、舞台裏など、いろいろお話伺ってみたいと思います」と意気込みを語った。【関連記事】フジロックの「妖精がいる」エリアとは? STUTSが語る、参加した思い出とライブへの意気込み
■今週のTOP10
1位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』
2位:MISIA『LOVE NEVER DIES』
3位:星野 源『Star』
4位:烏兎-uto-『Goes On』
5位:sombr『undressed』
6位:Maroon 5 feat. LISA『Priceless』
7位:羊文学『mild days』
8位:JIJIM『カラスフライト』
9位:XG『MILLION PLACES』
10位:Mrs. GREEN APPLE『ライラック』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54
クリス・ペプラー
オフィシャルサイト