田中真紀子元外相(81)が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)にリモート生出演。随意契約によって5キロ約2000円で政府備蓄米放出を進める進次郎氏の方針に、JA出身の野村哲郎元農相(81)が苦言を呈したことについて、私見を述べた。
「いかにも古い自由民主党っていう感じですね。足の引っ張り合いはやらなくていいですから。本来やるべき仕事をみんなで協力してやった方がいいですよ」と語った。
進次郎氏の備蓄米放出の手法をめぐっては、野村氏が5月31日、森山氏も出席していた会合で「ほとんど自分で決めて、自分で発表してしまう。森山先生からチクリとやっていただかないと、今後心配だ」「やはり、(部会の)ルールというのを覚えていただかないといけないと思っている」などと発言し、波紋を広げていた。
進次郎氏は野村氏の指摘に対し、1日、「ひとつひとつを党に諮らなければいけないとしたら、スピード感を持って大胆な判断はできない」と反論。自身は農林部会長を務めた経験があり「ルールは存じているつもりだ」とした上で「今回は緊急事態。(党の部会で)じっくり議論をいただいた上でないと動けないのなら、この結果は出せない」と語っていた。
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