イ・ソンギュンさん最期の作品『大統領暗殺裁判 16日間の真実』8.22公開決定 韓国史上最悪の政治裁判描く

0

2025年06月03日 12:10  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』メインビジュアル (C)2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & PAPAS FILM & OSCAR10STUDIO. A
 チョ・ジョンソクが主演を務め、イ・ソンギュンさん、ユ・ジェミョンが共演するチュ・チャンミン監督の映画最新作が、『大統領暗殺裁判 16日間の真実』の邦題で、8月22日より全国公開されることが決まった。

【写真】イ・ソンギュンさん出演『パラサイト 半地下の家族』フォトギャラリー

 軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領。そんな彼が側近の中央情報部(KCIA)部長・金載圭(キム・ジェギュ)によって、1979年10月26日に暗殺された。本作は、このセンセーショナルな事件の裁判と、10.26大統領暗殺から12.12軍事クーデターという韓国近代史の中でも大きな歴史的事件に巻き込まれた3人の男を、一部フィクションを交えて史実に基づき描いた作品だ。

 そんな本作を盛り上げるために、韓国映画ドラマ界を代表する役者たちが集結。映画オリジナルのキャラクターであり、勝つためには手段を選ばない主人公の弁護士チョン・インフ役に、ドラマ『賢い医師生活』などで人気の俳優チョ・ジョンソク。そのチョン・インフが弁護する愚直な軍人パク・テジュ役には、映画『パラサイト 半地下の家族』など数多くの映画やドラマに出演し、本作が最期の新作となったイ・ソンギュンさん。そして裁判を裏で操る合同捜査団長チョン・サンドゥには、『劇映画 孤独のグルメ』や『梨泰院クラス』などで多様な演技を見せるユ・ジェミョン。

 ユ・ジェミョンは全斗煥(チョン・ドゥファン)をモデルにしたこの役で、第61回百想芸術大賞映画部門助演男優賞を受賞し、壇上のスピーチで「兄弟のような、イ・ソンギュンやチョ・ジョンソク、全てのスタッフや共演者たちと酒を飲み交わし、笑いながら抱き合ったあの日の夜が忘れられない。先にこの世を去った友を偲び、ともに映画を作り上げた人たちを思い返しながら、今日は幸せな夜になりそうだ」と語った。

 映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』は、8月22日より全国公開。
    ニュース設定