7月スタートのカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』より (C)カンテレ 俳優・磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が共演する、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(毎週月曜 後10:00)が、7月14日放送スタートと決定。あわせて、共演陣が一挙発表された。
【写真】『僕達はまだその星の校則を知らない』白鳥健治(磯村勇斗)を取り巻くキャラクターたち 新たに平岩紙、市川実和子、坂井真紀、尾美としのり、木野花、光石研の出演が決まった。
今作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣され、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。脚本家・大森美香氏によるオリジナル作品。
磯村が主人公のスクールロイヤー・白鳥健治役、堀田が元・男子校の教師で主人公にとっての良き理解者となるヒロイン・幸田珠々役、稲垣は2人が勤務する私立高校の理事長・尾碕美佐雄役。
十人十色の悩みを抱える生徒や個性的な教師、さらには腹の底が見えないらつ腕理事長と関わる中で、健治の個性は学校をどのように導いていくのか。健治自身も、自分の過去のトラウマや家族と向き合っていく。新たに発表された出演者は、主人公を取り巻く、家族、恩人、職場の仲間など、物語にお欠かせない大人キャラクターとなる。
学園ヒューマンドラマを彩る、次世代を担う高校生キャストたちは今後明らかにされる。
■山田美郷(やまだ・みさと)役・平岩紙
本作の舞台となる男女共学化したばかりの「濱ソラリス高校」で生活指導を担当する山田美郷。「濱百合女学院」の元教師で、礼儀正しい淑女たちを指導してきた山田は、共学化によって悩みを抱える生徒たちの問題をいち早く把握し、職員たちに伝達しつつ解決へのかじを取る熱き人物。スクールロイヤーとしてやってきた白鳥に対し、最初はけげんそうにしていたが…。
■久留島かおる(くるしま・かおる)役・市川実和子
白鳥健治が勤める弁護士事務所の所長で、スクールロイヤーとして健治を学校へ派遣することに決めた久留島かおる。幼少期の健治と接点があり、大手弁護士事務所になじめなかった健治を受け入れ、サポートしながら見守る恩人でもある。学校が苦手な健治のことを心配しつつも、信じて任せ、良き相談相手にもなる頼りになる姉御的存在。
■三宅夕子(みやけ・ゆうこ)役・坂井真紀
「濱ソラリス高校」の副校長・三宅夕子。伝統と品位のある女子校「濱百合女学院」の元校長で、責任感が強くスクールロイヤーに半信半疑。
■井原久(いはら・ひさし)役・尾美としのり
「濱ソラリス高校」の校長・井原久。やや偏差値の高い中堅男子校「濱浦工業高校」の元校長で、三宅と意見が対立することもしばしば。理事長にスクールロイヤーを招き入れることを提案する。
■広津可乃子(ひろつ・かのこ)役・木野花
白鳥健治が幼いころからの一番の理解者である祖母・広津可乃子。健治の独特な感性を受け入れ、「あなたはそのままでいい」と母親がいなくなり心を閉ざしかけていた健治に寄り添い続け、約20年一緒に暮らしてきた。学校に苦手意識を持っている健治がスクールロイヤーとなることを心配しながらも、優しく寄り添い、応援している。
■白鳥誠司(しらとり・せいじ)役・光石研
白鳥健治のことが理解できず疎遠となっている父親・白鳥誠司。協調性がなく集団行動が苦手な健治のことを「このままでは生きにくいのでは」と心配し苦言を呈すが、その愛情が伝わらず、苦悩する。健治が小学生のときに引き起こした“とある事件”をきっかけに2人は離れて暮らすことに。現在では公立中学校の校長を務めており、父と息子がお互い学校教育に携わることになり…。
■ストーリー
弁護士の白鳥健治(磯村勇斗)は、独特な感性を持ち、感覚が周囲と違うことやマイペースな性格で集団行動になじめず、不登校になった過去がある。現在、小さな法律事務所で働く健治は、恩人でもある所長の久留島かおる(市川実和子)の命により、学校で発生する問題について、法律に基づいた助言や指導を行うスクールロイヤーとして「濱ソラリス高校」に派遣されることに。ところが、尾碕美佐雄(稲垣吾郎)が理事長を務める「濱ソラリス高校」は男子校の「濱浦工業高等学校」と女子高の「濱百合女学院」が合併したばかりで、校内では次々と問題が勃発。なかでもジェンダーレスを意識した新しい制服の評判は悪く、着用を拒否する生徒もいるほどだった。
そんななか、3年生の生徒会長・鷹野良則と副会長・斎藤瑞穂がそろって不登校になる前代未聞の事態が発生。その原因は不明とあって、健治は早速、学校から打開策の提案を求められるが、そもそも学校が苦手な健治は法的なアドバイスこそするものの、問題解決の糸口は見出せない。健治のサポート役で国語教師の幸田珠々(堀田真由)が、そんな健治を心配し見守っていると、やがて生徒たちの間では2人の不登校の理由が合併による校則の変更なのではないかという憶測が広がり、制服を廃止するよう学校を訴える、という生徒が出てくる。そこで健治は、“制服裁判”なる模擬裁判を提案するが…。