コメ対策の「小泉進次郎劇場」石破茂首相が「けがの功名」政治ジャーナリストが生声明かす

元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘氏が3日放送のカンテレの情報番組「旬感LIVE　とれたてっ！」（月〜金曜午後1時50分）に生出演。番組では、高騰するコメ価格の対策として、小泉進次郎農相が政府備蓄米の売り渡しを随意契約に切り替えて放出し、随意契約備蓄米が各地で発売され、スーパーなどで行列ができていることを取り上げた。

青山氏は石破茂首相に、「コメ担当大臣」こと小泉氏の「活躍」について、直接取材したとし、「こんなことを言っていました。『けがの功名だ』と」と明かした。その上で、「小泉さんが就任してまだ2週間たっていないのに飲食店に備蓄米が届く。これはやっぱり小泉さんにしかできなかったと率直に評価していいと思うんです」とした。

さらに「これは別に石破さんが狙ってやったのではなく、江藤前大臣が変な失言をしたから、たまたま代えた。小泉さんを後任に選んだのは石破さんだが、たまたまこういうことが起こった。こうなると『けがの功名』だし、石破さんは取材に対し『備蓄米ブームですね』と、ある意味ちょっと意気揚々としていた」と“復活”の兆しがあるとし、「それまでちょっと意気消沈していましたが、活力を増しているような感じでした」と解説した。