ボルボのコンパクト・シティSUV『XC40』が次世代UXを搭載し、ハイエンドグレード“Ultra B3”を追加導入。5月29日から発売開始された ボルボのコンパクト・シティSUVとして支持を集める内燃機関搭載モデルの『XC40』が、最新のボルボEVに用いられている新しいインターフェイスを採用し、さらに快適で優れた次世代UX(ユーザー・エクスペリエンス)に進化。ハイエンドグレード“Ultra B3(ウルトラB3)”も追加導入され、5月29日より発売開始となっている。
ボルボ初のコンパクト・シティSUVとして2018年に登場して以来、欧州カー・オブ・ザ・イヤー(2018)や日本カー・オブ・ザ・イヤー(2018−2019)なども受賞し、ブランドのベストセラーモデルに成長を遂げたXC40が仕様変更を受け、今回は最新EVの『EX30』や、旗艦SUV『XC90』など、最新のボルボ車と同様の新しいインターフェイスを採用したセンターディスプレイグラフィックを搭載することに。
この新しいインターフェイスでは、ホームボタンで地図などが表示されるメイン画面に簡単にアクセスできるようになり、ナビゲーションを画面上部に表示することで運転時の視線移動を最少にし、より安全な運転をサポートする。
また、ウィジェット機能により、お気に入りのメディアやハンズフリー通話などに簡単に切り替えが可能とされ、コンテクスチュアルバーでは走行状況などに応じて、例えば低速になると車外カメラのアイコンが表示されたり、よく使用するアプリが表示されるなど使い勝手を向上させている。
その基盤には、次世代のコンピューター基盤であるクアルコム・テクノロジーズ社のSnapdragon Cockpit Platform(スナップドラゴン・コクピット・プラットフォーム)を採用。このGoogleを搭載したインフォテインメントシステムは、処理速度で2倍以上、グラフィックの生成速度は10倍に向上。
さらにボルボが誇る安全運転支援機能(ADAS)では、パイロットアシストに、緊急時に自動的に車両を停止するエマージェンシー・ストップ・アシスト機能を追加。パイロットアシスト作動中にドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合、クルマを自動で安全に停車させる機能となっている。
パワートレーンは従来どおりの2リッター直列4気筒となり、前輪駆動のB3(163PS/265Nm)と全輪駆動のB4 AWD(197PS/300Nm)を用意。ベースグレードの“プラスB3”に加えて、新たに本革シートやオレフォス製のクリスタル・シフトノブ、ハーマン・カードン社製のプレミアムサウンドシステムに5スポーク18インチアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)など上質な装備も“ウルトラB3”も追加された。
ボディカラーにも新たにデニムブルー、オーロラシルバー、フォレストレイクの3色を追加し、価格は559万〜639万円(税込)となっている。
ボルボ・カスタマーリレーションセンター:0120-019-270ボルボXC40公式サイト:https://www.volvocars.com/jp/cars/xc40/
[オートスポーツweb 2025年06月03日]