リリー・フランキー、カンヌのレッドカーペット3回歩くも注目されず「悪い目立ちしないことが大切」
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2025年06月03日 19:39 ORICON NEWS

レッドカーペット3回歩くも注目されなかったというリリー・フランキー (C)ORICON NewS inc. 俳優の鈴木唯(12)、リリー・フランキー(61)が3日、都内で行われた映画『ルノワール』(20日公開)のジャパンプレミアに参加した。
【動画】リリー・フランキー、12歳・鈴木唯に本音ポロリ!?「注目されてる人息苦しそうに生きてるじゃない」 本作は、「第78回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に、日本から唯一選出された。現地には、主演した鈴木のほか、早川千絵監督、石田ひかり、リリー・フランキーが参加した。「カンヌ国際映画祭が選ぶ注目すべき10人の才能」にも鈴木が選出された。そんな鈴木へリリーは「老婆心ながら注目されると、なかなか大変なわけよ。なるべく注目されないように生きていくのが1番いい。世の中、注目されている人は息苦しそうに生きているから」と金言を送った。
続けてリリーは「おじさんも、こういう言い方すると生意気に聞こえるかもしれないけど、『カンヌ』のコンペティションのレッドカーペットは3回歩いているわけ。でも1回も注目されてない。なんなら『カンヌ』の人は俺が映画に出ていることも気付いてない」とボヤきながらも「こういう慎ましい、悪い目立ちしないことが大切」と優しく助言し「注目されて、グレたりしないでね」と行く末を案じていた。
物語の舞台は1980年代後半の日本。闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキのひと夏を描いた物語。主人公・フキを演じたのが、新人ながら堂々たる演技を見せた鈴木唯。オーディションで選ばれ、撮影時11歳の鈴木は、昨年、俳優デビューしたばかりの超新星となっている。
そのほか、石田ひかり、中島歩、河合優実、坂東龍汰、早川千絵監督も参加した。
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