上白石萌音の稽古での姿勢に苦情を入れた堂本光一(C)ORICON NewS inc. KinKi Kidsの堂本光一と俳優の上白石萌音が3日、都内で行われたミュージカル 『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE製作発表に登壇した。
【集合カット】堂本光一、上白石萌音らミュージカルに出演する豪華俳優陣たち ミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演、『千と千尋の神隠し』で知られるジョン・ケアード演出の今作は、2018年に初演され、20年にはシンフォニックコンサートとして上演。21年に帝国劇場ほか3都市をめぐり、帝劇が再開発のため休館となった25年は、アリーナライブという形式では100人を超えるキャストとオーケストラが集結する。
コンサート形式ながら「演劇のお稽古の気持ち」で挑むという上白石に、光一は「萌音ちゃんにひとつだけお願いがある」と切り出すと「以前コンサートバージョンをやったときにジョンが『台本を持って読みながらお客さんに伝えましょう』ってスタイルをとってくれたんですよ」とジョンの提案を振り返る。
しかし「萌音ちゃんは台本を持たずにしゃべってるんです。それをきっかけに誰も台本を持たなくなった」とうらめしそうに語ると、上白石は「異議あり!」と反発。「私はじゃないです。先陣切らないです!」と抗議すると光一は「いやいや、上白石萌音はやっぱり違うなって思いましたもん」と主張。井上芳雄も「光一くんは最後まで抵抗してましたもんね」と付け加えて笑いを誘った。
続けて「萌音ちゃんが持ってないからみんな持たない方がいいよね、ってなった記憶がある」と追及すると、「なんかすいません…」と納得いかなそうに謝罪。同席した井上芳雄が「ジョン、どうなんですか?僕たちはどれくらい覚えればいい」と直撃するもジョンは「覚えなくていいって言ってるのに、結局覚えるのはあなたたちじゃないですか」とツッコミ。上白石は「お二人が台本を手放さない限りは、私は台本を持って演じます」と固く約束した。
8月2日から10日まで東京ガーデンシアターで上演。発表会には、音月桂、島田歌穂、宮川浩、大澄賢也、今井麻緒子が登壇した。