「ナイツ・テイル」制作発表 堂本光一「ワクワクする」井上芳雄「手を振ってしまうかも」

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2025年06月04日 04:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「ミュージカル『ナイツ・テイル−騎士物語−』ARENA LIVE」制作発表に登壇した堂本光一、井上芳雄

堂本光一(46)井上芳雄(45)が3日、都内でミュージカル「ナイツ・テイル −騎士物語−ARENA LIVE」製作発表に出席した。


堂本が主演し井上とタッグを組む同作は、シェークスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」が原作。帝国劇場の3倍以上、6000人超の収容人数を誇る東京ガーデンシアターに場を移し、東京フィルハーモニー交響楽団のフルオーケストラと融合。演劇劇場ではない空間で“アリーナライブ”という新たな表現に挑戦する。


世界初演となった18年の舞台版から始まり、20年のコンサート版、21年の舞台再演を経て、4年ぶりの上演。今回はミュージカル版で、世界的演出家ジョン・ケアード氏が今公演に合わせて脚本を再構成した。堂本は「本当にワクワクしています」と心境を語り「この作品は、やればやるほどいろんな発見がある作品。まだ正直分かってない部分も多いですが、またジョンについて行けることをうれしく思います」とかみしめた。タッグを組む井上も「形を変えて続くのは幸せなこと。それだけこの作品が可能性を持っているんだなと思います」と喜んだ。


緑が広がる舞台セットのイメージ画像も公開。キャスト陣は画像の映るスクリーンをまじまじと見つめ、井上は「こんなにも世界観が分かるセットがあるんだなと。帝劇でやっていたときよりもリアル」と仰視。ケアード氏は「役者たちには舞台の上に立ち続けてもらおうと思っている」と現段階での構想を予告。堂本らの殺陣など見せ場も盛りだくさん。上演時間は約2時間半で、休憩時間は設けられない予定という。


同会場では、アーティストのライブなどが主に行われる。歌手でもある堂本は「自分たちがやっているライブでのステージと、比べられるものではないかなという気はしています」と述べた。自身のライブと重ね合わせ「『ナイツ・テイル』をやって、手を振ったりするわけじゃないですし(笑い)普段のライブもあまり手振らないけど…」と思わず吹き出す一幕も。井上は「単純にたくさんの人に見られるのはうれしい。テンションが上がって僕は手を振ってしまうかもしれないですけど、そのときは振り返してもらえたら」とおどけていた。


上演期間は8月2日から10日まで東京ガーデンシアターで。全12回公演。【望月千草】

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