「ナイツ・テイル -騎士物語‐」ARENA LIVE製作発表に出席した堂本光一(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/06/04】KinKi Kidsの堂本光一が6月3日、都内で行われたミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語‐』ARENA LIVE(東京ガーデンシアターにて8月2日〜10日に上演)の製作発表に、ダブル主演の井上芳雄、共演の音月桂、上白石萌音、島田歌穂、宮川浩、大澄賢也、脚本・演出のジョン・ケアード氏、日本語脚本・歌詞の今井麻緒子氏とともに出席。同日報じられた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の死去を受けコメントした。
【写真】堂本光一の鍛え上げられた二の腕◆堂本光一、長嶋茂雄さんを追悼
300人を超えるオーディエンスから拍手で迎え入れられ、挨拶を求められた堂本は「芳雄くんの出し(会場を出る時間が決まっている)があるので手短にいきたいと思います」と打ち明けて会場の笑いを誘い、井上が「バラすのやめてもらっていいですか(笑)。あと僕のせいで(発表会場が)羽田になったわけではないです」とコメントすると、堂本は「思ったのよ。羽田でやるってことは、芳雄くん地方に行くのかなって」とにっこり。井上が「違います。すぐ飛び立つわけではないので、ゆっくりしゃべってください」と言うと、堂本は「じゃあ自分の生い立ちから説明したいんですけど…」と冗談を言って笑わせ、井上は「長いな…。僕、出しがあるので」とツッコむなど、冒頭から見事なコンビネーションを見せた。
本作の魅力について尋ねられると、堂本は「やればやるほど発見がある作品で、(現代では)絶対に上演されない内容なんですけど、そこをジョンが逆手に取って描いて、名誉とかにこだわることが今の時代において滑稽に見えるというか、それを男が真剣にやることによってクスッと笑ってしまうような形になるというのがバランスよく描かれていて。初演のときはなかなか読み取れなかったところで、やってみて初めてお客さんが“なんでそこで笑うの?”ってところもあって、やっている側もやりながら気付かされる作品で、そこが面白いなっていつも思います」と目を輝かせた。
なお、同会見の日の明朝に、長嶋さんが亡くなったことが報じられたが、巨人ファンでもある堂本は、イベント後の囲み取材にて「さっき、寝ずに車に乗って、車についているテレビで初めて知って、思わず大きい声が出ちゃったんですけど」とし「寝不足ですけどそれで完全に起きました」と明かすと「長嶋さんの現役時代は知らない世代ですけど、監督をされていた時代だとか、人間性にしてもチームを引っ張る指揮官としても、そういった姿を子どもの頃から見せてもらった自分にとってはヒーローなので、残念ですけど、自分の心の中にも多くの方の中にも長嶋茂雄というヒーローがずっと生き続けるんじゃないかなと思います」と悼んだ。
◆堂本光一&井上芳雄「ナイツ・テイル -騎士物語‐」ARENA LIVE
シェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」(共作・ジョン・フレッチャー)を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、『レ・ミゼラブル』初演や、舞台『千と千尋の神隠し』を演出した世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、堂本と井上の初タッグで、2018年7・8月にミュージカル「ナイツ・テイル−騎士物語−」の世界初演を帝劇で果たした。以来、2020年のコンサート版、2021年の帝劇での再演を経て、その究極の形として、6000人超のアリーナに、100人を越えるキャストとオーケストラが集まり、あの愛すべき作品をライブとして表現するのが、今回の『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE。12回公演で75000人を超える動員を予定している。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】