【 上白石萌音 】 初演から7年経ち 「井上芳雄さんと親子だって言われてたけど、恋人に見えるよう頑張って大人になりたい」

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2025年06月04日 04:08  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」ARENA LIVE 制作発表に堂本光一さん、井上芳雄さん、音月桂さん、上白石萌音さん、島田歌穂さん、宮川浩さん。大澄賢也さんが出席しました。
 

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シェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」は2018年7・8月に ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」として帝国劇場で行われました。
2020年にはシンフォニックコンサートが行われ、4年の年月を経て今年 ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」ARENA LIVEとして上演されます。
 


公演について堂本さんは、”帝国劇場が一旦閉じて、この作品も帝国劇場から始まった作品ですし、この作品を通じて、繋いでいくという意味もあると思っています。今回6000人規模のお客さんが入る中でやらせて貰うっていうのが、まだ正直僕らもどういった形になるのかわかってない部分が多いんですね。”と語り、続けて”ですが、またジョン(演出家)について行けることを自分自身を本当に嬉しく思いますし、中では悩むこともあるでしょうし。そういった環境に自分が入れることとても楽しみです”と語りました。
 



同じ質問をされた上白石さんは、”初演がもう7年前で、私もまだ成人したばっかりで、右も左も分からない所から偉大な先輩方の背中を追いつつ、なんとかなんとか1公演ずつ重ねて参りました。公演がない期間も気付いたら歌を口ずさんでしまうくらい、自分の1部ですし、再演やコンサートを重ねる中で、役に出会い直す度に、奥深さとか難しさを感じて、いつも初心に帰るような気持ちです。”と話し、続けて、”初演の時は、芳雄さんと親子なようなって言われておりましたが、ちゃんと恋人に見えるように頑張って大人になりたいと思います。”と、意気込みました。
 



作品の魅力について聞かれた堂本さん。”やればやるほど常に発見がある作品なんですよ。いかに名誉とかそういったものにこだわる所が今の時代において、軽妙というか。それを真剣にやることによって、とてもクスッと笑ってしまうような形になるっていうのが凄くバランスよくて描かれていると思うんですね。やっぱり初演の時っていうのは、なかなか自分たちも読み取れる所がなかったと思うんですよ。やって見て初めて、「なんでお客さん、そんなシーンで笑うんですか?」とか実際に思ったんですけど。そういう所が面白いなといつも思います”と明かしました。


井上さんも”ジョンの作品は結構いつもそうなんですけど、台本読んだ時点では、結構真剣な話だなって思ってるんですけど、演じるとすごいコメディに仕上がってるというか。僕たちは真剣にやっているけど、それがやればやるほど面白い。”と同意。”音楽だけでも成立するくらい魅力的な曲ばかりで、今回オーケストラでも奏でられる訳なので、音楽の強さも凄く魅力の一つ”と話しました。

また、堂本さんは白石さんにお願いしたい事があるようで、”以前コンサートライブの形でやった時に、ジョンが「今回はこういう形の構成だから、みんな台本を持って読みながらお客さんに伝えていこう」って言ってくださったんですけど、萌音ちゃんが台本無しで喋ってるんですよ。それがキッカケで誰も台本持たなくなったっていう。本当にお願いしますよ”と話すと、上白石さんは
” 異議あり!それ私じゃないです。私ですか?そんな先陣切らないです(笑)”と反論。堂本さんは”「やっぱり上白石萌音違うなあ」と、あの時思ってたんだよ”と笑わせました。

これから1番楽しみにしてることについて聞かれると、堂本さんは”考えてもいなかった。だってもう既に楽しいから。初演の時は本当にドキドキしてたんですよね。芳雄君と初めてだったし、世界初演ということもあって、どうなるんだろう?って見えないことが沢山ありすぎて不安なことも沢山あった。」と明かし、続けて”でもその中を積み上げて行って出来上がったカンパニーの素敵な空気とか、コロナ禍を共に過ごしてきて、共に乗り越えてきたメンバーがいるので、何かを楽しみにしてるかじゃなくて、こうやってまた会えることが嬉しいです。”と共演者との絆を語りました。

【担当:芸能情報ステーション】

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