野球ファンの堂本光一、長嶋茂雄さんを追悼 「僕の中でヒーローとして生き続ける」

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2025年06月04日 04:10  エンタメOVO

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長嶋茂雄さんについてコメントした堂本光一(C)エンタメOVO

 ミュージカル「ナイツ・テイル -騎士物語-」ARENA LIVE製作発表が3日、東京都内で行われ、出演者の堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音、島田歌穂、宮川浩、大澄賢也ほかが登場した。

 本作は、シェイクスピア最後の作品『二人の貴公子』をもとに、世界的演出家のジョン・ケアード氏が脚本・演出を手掛け、堂本と井上の初タッグで世界初演されたミュージカル「ナイツ・テイル -騎士物語-」の世界観を、100人を超えるキャストとオーケストラで再現するライブ。

 堂本は、「昨年、この企画を聞いてからワクワクが増幅しています。この作品は帝国劇場から始まった作品ですし、帝国劇場がいったん閉じて、また(再開が)4、5、6年後なのか、この作品を通じて、つないでいくという意味もあると思います。『ナイツ・テイル』の世界を再び皆さんにお届けできることを楽しみにしています」と意気込みを語った。

 井上は、「今まで見たことのないミュージカルのコンサートになります。大きな会場でフルオケがいて、新しい体験になることは確実なので、楽しみに見ていただきたいです」とコメント。

 上白石は、「初演が7年前で、私はまだ成人したばかりで、右も左も分からないところから偉大な先輩方の背中を追って一公演ずつ重ねてきました。初演の時は芳雄さんと親子のようだと言われていましたが、ちゃんと恋人に見えるように頑張って大人になりたいと思います」と笑顔で抱負を語った。

 そんな上白石に、堂本は「1つだけ萌音ちゃんにお願いがあるわ」と切り出すと、以前、本作のコンサート版で共演した際に、キャスト陣が台本を持ちながらせりふを言う演出の中、上白石のみが台本を持たずに稽古に参加していたため、全員が台本を持たない演出に切り替わったという裏話を披露。

 堂本は「さすが上白石萌音は違うなって、あのとき思っていた」とたたえながらも、「本当に(台本ありで)お願いしますよ」と懇願すると、上白石は「えっ私じゃないですよ〜」と堂本の記憶違いであると主張しながらも、「(台本を)ガン見でいきましょう」と返して場を和ませた。

 一方、会見後の囲み取材で、巨人ファンを公言している堂本が、3日に亡くなった長嶋茂雄さんへの思いを聞かれる場面もあった。
 
 堂本は、「長嶋さんの現役時代は僕は知らない世代ですが、監督をされていたり、人間性やチームを引っ張る指揮官としての姿を子どもの頃から見せてもらったヒーローなので残念です。自分の心の中にも、多くの方にも、長嶋茂雄というヒーローがずっと生き続けるんじゃないかなと感じています」と語った。

 ミュージカルは、8月2日〜10日 東京ガーデンシアターで上演。


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