
【写真】詩穂(多部未華子)の父・純也(緒形直人) 『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』最終回場面カット
母の死後も家事を押し付けてきた父・純也は“男は外で働き、女は家事をする”という時代の“こうあるべき”に囚われていたのではないかと考えるようになった詩穂。そんな彼女は純也と対面するために久しぶりに実家へ足を運ぶ。
緊張した様子で詩穂を迎えた純也。彼は詩穂に「時間あるか?」と聞くと、台所で料理をし始める。慣れた手つきで調理を進めながら、純也は詩穂が突然、家を出て行った日の衝撃について語り始める。妻が亡くなり、そして娘の詩穂が家からいなくなったことで、純也はようやく自分が家事を押し付けていたことに気付いたのだ。
純也は、詩穂の好物だったコロッケを作って彼女に食べてもらう。そして純也は、詩穂に家事を押し付けてしまったことを謝罪。純也の言葉を受け止めた詩穂は実家を後にする。「元気でな」と見送る純也は「また誰かの作ったご飯が食べたくなったら、俺で良ければいつでも作るから」と詩穂に伝える。
返事ができないまま詩穂が玄関を出ると、そこには彼女を迎えにきた夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)と娘・苺(永井花奈)の姿があった。詩穂に抱っこされた苺は純也を指差しながら「だあれ〜?」と質問。純也が家に戻ろうとすると、詩穂は苺に「おじいちゃんだよ」と教えるのだった…。
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