『リロ&スティッチ』号泣上映会 ©2025 Disney Enterprises実写映画『リロ&スティッチ』のハンカチ必須な“号泣上映会”が行われ、スティッチ役の山寺宏一、ナニ役のMOMONA(ME:I)、デイヴィッド役の中村海斗(Travis Japan)が登壇。サプライズで登場したリロ役の永尾柚乃のリクエストで、MOMONAが名曲「アロハ・オエ」を生披露した。
日本に先駆けて公開されたアメリカでは、全米でメモリアルデー歴代No.1のオープニング記録となる興行収入1億8,300万ドル(※日本円で約261億円)でNo.1スタート。公開2週目を迎えた5月30日〜6月2日の3日間で全米興収6,300万ドルを記録し、2週連続のNo.1を達成。
世界興収もすでに6億ドル(※日本円で約870億円)を突破し、記録尽くしの大ヒットとなっている本作(※Box office mojo調べ/※1ドル=143円 6月1日時点)。
アニメーション版に続き本作品でもスティッチの日本版声優を務め、“スティッチを知り尽くす男”・山寺は本作について「やはりリロとナニの姉妹の関係が感動を呼びます!そしてリロが星に願いをかけるようなシーンがあるんです。星といえばディズニー作品みたいなところがあるので、『リロがどういう思いで願いをかけているのかな?』と考えるとグッときてしまいました。そこはぜひ楽しみにしていただきたいと思います!」と“泣きポイント”を熱弁。
そして、ひとりぼっちのリロを時に厳しく、時に優しく見守る唯一の家族であるナニを演じたMOMONAは「アニメーション版『リロ&スティッチ』が一番最初に買ってもらったDVDなんです。そのDVDが壊れるまで見返したので『リロ&スティッチ』と一緒に育ったといっても過言ではないです。運命のように必然的に一緒に歩んできた作品です」とふり返ると、リロとナニを見守る温かく見守るデイヴィッド役の中村も「小学生の時に一番最初に買ってもらったぬいぐるみがスティッチなんです。高校生まで一緒にベッドで寝ていて、今も実家大事にとっています!」と回顧した。
■MOMONA、“オハナ<家族>”「ME:I」のサプライズ登場に涙も
また、中村は「僕にとっての“オハナ<家族>”はやっぱり『Travis Japan』のメンバーになりますね。デイヴィッドの役が決まった時もメンバーの前で報告させてもらったんですけど、メンバーが僕以上に喜んでくれて、そんな人たちが身近にいるっていうのはすごく素敵だなって思いました」と、苦楽を共にしてきたメンバーとの固い絆について語った。
厳しいオーディションを共に勝ち抜き、デビューを勝ち取ったMOMONAは「私も『ME:I』のメンバーたちが“オハナ<家族>”です」とコメント。
「今回、『リロ&スティッチ』の声優に決定して、初めての収録に挑む前に、メンバーのKEIKOが2人で撮ったプリクラの写真をいれたお守りを作ってくれたんです。『これで頑張ってね』って言ってくれて、本当に力が湧いてきたので、本当に大事な“オハナ<家族>”だなって思っています」と語ると、その「ME:I」のメンバー全員がサプライズで登場。
予想外の展開にMOMONAは「このイベントの前も皆でお仕事してきたんですけど、すごく嬉しいです!今ギリギリ耐えてます!結構ガチで耐えてる!本当に大好きなんですよ!」と涙。ひと足先に本編を鑑賞したメンバーのSHIZUKUは「私たちも、スティッチたち“オハナ<家族>”のような関係性を目指して、これからもMOMONAちゃんと共に全員で一緒に頑張っていきたいなって思います!」とコメントを贈り、会場は歓声に包まれた。
■リロ役の永尾柚乃がフラダンス、「アロハ・オエ」は「リロとナニ2人の曲」
さらに、この日残念ながら登壇が叶わなかったリロ役の永尾からサプライズのメッセージがスクリーンに上映され、「本日は、こちらの舞台挨拶に参加できなくて、本当にごめんなさい!映画は本当に感動できて、涙なしには見れないと思うんです。そこで、私からプレゼントを用意しました。皆様にお配りの袋の中、ハンカチが入ってませんか?映画は最低3回泣いちゃうと思うので、表と裏だけでは足りないのはご了承ください」と、涙を拭うためのハンカチをサプライズで全員にプレゼント。
そして、永尾は劇中で姉妹を演じ、これまでのイベントでも本物の姉のように慕い“オハナ<家族>”の絆を築いてきたMOMONAに「そしてMOMONAお姉ちゃん!柚乃からのお願いが一つあります!私はMOMONAお姉ちゃんが劇中で歌う“アロハ・オエ”が大好きです。この歌は、リロとお姉ちゃんのナニが離れ離れになってしまいそうなときに、ナニがリロを励ましてくれる歌なんですMOMONAお姉ちゃん!本日ご来場の皆様に“アロハ・オエ”をご披露してください!」と生歌唱を無茶ぶり。
MOMONAが「もちろん歌いますよ!」と答えると、登壇できなかったはずの永尾がまさかのサプライズで登壇。駆けつけた永尾は「なんとか間に合いました!MOMONAお姉ちゃんの“アロハ・オエ”はもちろん大好きなんですけど、“アロハ・オエ”はリロとナニ2人の曲なんです。そしてフラダンスの練習もしてきました!」と、生歌唱とフラダンスの生披露を提案。
MOMONAの力強い歌声と、永尾の可愛らしいフラダンスが披露されると、山寺も思わず「こっちにもハンカチください。ちょっとヤバいですね。お互いを思う気持ちがここで生まれている感じがして。僕は劇中のシーンを知っているので、その場面とも被っちゃって..。この生のウクレレと素敵な歌声ともに素晴らしかったです」と涙。
中村も「めちゃくちゃ感動しましたし、生でこの曲を聴けて本当に嬉しいです!僕は『Travis Japan』として日本版エンドソングの『バーニング・ラブ』を歌ってるので、いつか皆さんの前で歌えたらなと思いました!」と語った。
最後に山寺が、「最初は『号泣上映会ってどんだけハードル上げるんだ!?』と思っていましたが、皆さんのサプライズ登場とお二人の“アロハ・オエ”で僕が号泣してしまいました」とコメント。
「この作品は見る人それぞれによって色々な感じ方があって全然いいと思うんです!アロハという言葉に“愛”、“思いやり”、“大好き”などいろんな意味があるように、この作品は本当に“アロハの精神”が全部詰まった素敵な作品です。きっと皆さんの心を温かくしてくれると思います。この上映会から“オハナ<家族>”の輪がどんどん広がって、たくさんの人に見てもらえたらと思います」と改めて熱いメッセージを贈っていた。
『リロ&スティッチ』は6月6日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)