子どもも閲覧するインターネットサイトで性的な広告が意図せずに表示される問題について、子どもを持つ親らで作る団体が実態調査などを求めて、こども家庭庁に要望書を提出しました。
性的な表現の広告をめぐっては、年齢制限のないゲーム関連やニュースサイトなどにも表示され、子どもを含む、閲覧を意図しない人が目にする状況が問題となっています。
性的なネット広告のゾーニングを目指す会 代表
「子どももタブレットやパソコンなどに当たり前に触れる時代です。露骨に性的な表現に広告として暴露されてしまう子どもは、とても多いと思います」
子どもを持つ親らによる団体はきょう、オンライン上で集まった10万人を超える署名とともに、政府として改善すべき問題であるという認識を示した上で、実態を調査してほしいなどとする要望書をこども家庭庁に提出しました。
こうした中、電子コミックサイト大手が加盟する「日本電子書店連合」は、全ての年齢向けのサイトにおける性的な表現の広告の配信を停止したことを明らかにしました。今年4月末以降、加盟する全11社が配信を停止しているということです。
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日本電子書店連合は、「電子書籍業界の健全な発展に向けて、連合加盟店で連携して広告の適正な運用に取り組んで参ります」とコメントしています。
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