アーノルド・シュワルツェネッガー、名台詞「アイル・ビー・バック」に文句をつけていた

2

2025年06月04日 20:11  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

アーノルド・シュワルツェネッガー、名台詞「I'll Be Back」に文句をつけていた  写真提供:AFLO
 アーノルド・シュワルツェネッガー演じるターミネーターの名台詞として知られる「I’ll Be Back(アイル・ビー・バック)」。ポップカルチャーにも影響を及ぼしてきたが、アーノルド自身は気に入らなかったそうだ。

【写真】『ターミネーター2」でシュワルツェネッガーと共演!エドワード・ファーロング、子役時代から現在の姿まで

 このたびアーノルドが、Varietyの企画「Actors on Actors」で息子のパトリック・シュワルツェネッガーと対談。その中で、1984年に公開された『ターミネーター』について振り返った。

 「1か月かけて脚本を学んだ。一緒に読み合わせをしてくれる人がいたから、リハーサルを繰り返した。ボディビルディングで学んだ方法と同じ、とにかく繰り返すんだ。繰り返すほど上手くなる」と話し、昔からのやり方でもあると指摘。「オーストリア人監督のビリー・ワイルダーはいつも『翻訳者として雇ったんじゃない。俳優として雇ったんだ』と言っていた。昔の監督は皆『セリフを研究して的を射た演技をしろ』と熱心に言っていたよ」とコメント。

 そして、「ジム(ジェームズ)・キャメロンもそんなタイプだ」と話し、「『I’ll be back』というセリフは好きじゃない」と伝えた時の事を振り返った。「そのセリフが好きじゃないとはどういう意味だ? と聞くから、『ドイツ人が『I’ll be back』というなんて変です。『I will be back』と言えばいいのに』と答えたんだ」。

 するとキャメロン監督はアーノルドに対し、こう答えたそうだ。「そうか君は、良い脚本家になる方法を教えてくれるのか。僕は上手い俳優になってくれと言っている訳じゃない。『I’ll be back』とだけ言ってくれ。10テイク必要ならそうしてもいい。だけど僕の脚本は変えてくれるな」。こうしてかの有名な「I’ll be back」は映画でアーノルドの口から発せられ、様々なところで引用されるに至っている。

このニュースに関するつぶやき

  • ターミネーターはドイツ人モデルだったの? (´・Д・)」
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定