「リベンジ・スパイ」大橋和也と渋谷凪咲が共演する新ドラマ「リベンジ・スパイ」の放送が決定した。
勤務する「藺牟田メディカルデータ」へ早朝に出向いてビルを見上げる菅原優我(大橋和也)。そのときはまだ、彼の運命を左右する・花(渋谷凪咲)と偶然にもすれ違っていることなど知る由もなく。防犯カメラを避けながら役員フロアに忍び込み、目当てのデータにアクセスし「みーっけ」と目を光らせる。
かつて、優我の兄・尚之が起業した会社で開発したあるシステムが、「藺牟田メディカルデータ」の発表したものと酷似していた上、尚之は死亡。自殺とみられていたが、亡くなった直後、現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていた。「藺牟田メディカルデータ」が尚之のシステムを盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると確信した優我は、真実を突き止めてリベンジすることを誓いスパイとして潜入していた。会社員としての日常、スパイとしての暗躍に疲れた優我を癒すのは、大好きなシャチ――。
本作は、何者かの策略のせいでこの世を去った兄の復讐のため、表では持ち前の明るさと人懐っこさをフル活用し、人脈を次々と広げていき、裏では犯人を捜すスパイとして暗躍。そんな中、情報を得るために近づいた社長令嬢のことが好きになってしまう、禁断の胸キュンスパイ・ラブコメ。
亡き兄の復讐に燃える主人公・菅原優我を演じる大橋は、「優我という人物のスパイとしての裏の顔と、渋谷さん演じる花とのラブコメディの要素のギャップを見せられるようにしたい」と話し、「どのようなスパイになるのか、僕自身もワクワクしています。また、優我の持つ二面性、そして、花との恋物語の行方を、楽しみにしていてください!」とコメント。
優我と運命的な出会いをする「藺牟田メディカルデータ」の社長令嬢・藺牟田花役の渋谷は、初主演映画『あのコはだぁれ?』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、「地獄の果てまで連れていく」ではシリアルキラー役にも挑戦した。
出演にあたって渋谷は、「花は社長令嬢なのですが、あまり笑顔を見せない女の子。でも、優我と出会って変わっていくという役柄です。花が彼と出会ってどのような表情を見せるのか…実際に私の《心が動く瞬間》を演技として出せたらいいですね。大橋さんとの演技の中で、花という人物を作っていけるように頑張ります!」と意気込みを語っている。
クランクイン前インタビューでは、スタッフからのムチャぶりで“こんなスパイは嫌だ。どんなスパイ?”と大喜利のお題を投げかけられた渋谷が、「プリンを食べ過ぎてお尻がプリンプリンのスパイ」と答えると、すかさず大橋が「それ、俺やないか! 隠れているときにお尻がプリンっと出ないように引っ込めます(笑)」とツッコミ、漫才かのような息ピッタリのやり取りを披露し、現場を笑いで包み込んだそうで、すでに阿吽の呼吸が出来上がっている様子。
合わせて公開されたビジュアルでは、元気いっぱいな笑顔とどこか悲しげでクールな表情のギャップが印象的に表現。本作品のテーマである人間の多面性を表している。また、この2枚のビジュアルは、上下逆転しただけだが、その印象は大きく異なり、正の向きの表情の方が印象深く感じるようになっている。
「リベンジ・スパイ」は7月5日より毎週土曜日23時〜テレビ朝日系にて放送。
(シネマカフェ編集部)