
【写真】『Dr.アシュラ』第8話 場面カット
ある日、歩行中に車にはねられ、重体の患者が救急科に運ばれてくる。その患者は身元不明だったが、その日の夕方警察からその男性の身元が伝えられた。彼は28年前に朱羅が被害に遭った通り魔事件の犯人・神原(忍成修吾)だった。彼はそのとき無期懲役となり、半年前に仮釈放申請が認められ、現在は出所していた。神原によって朱羅の両親は殺された。朱羅は事件が起こった28年前、阿含(片平なぎさ)たちに命を救われたが、目を覚ますと両親が亡くなったことを告げられたのだ。
朱羅は神原のオペの担当を外れることに。しかしオペの前、保(佐野晶哉)の「救急科で研修した2ヵ月間、僕は杏野先生からたくさんのことを学びました。どんな患者だとしても、目の前の命を救うために全力を尽くす。それが救命医の仕事だって教えてもらいました。僕は、ただの研修医です。でも、覚悟はできてます。神原さんのオペ、僕たちが絶対にやり遂げます」という言葉で朱羅は自身の研修医時代のことを思い出した。
朱羅はオペ室に向かい、神原のオペをする。その後、神原は「なんで助けたんだ。俺なんか死んでよかったのに」と朱羅に問いかけ、朱羅は「人は生きてるだけで価値がある。あんただってそう。私はそう信じたい」と言葉を送る。
神原は退院したが、通り魔事件の被害者遺族に刺されてしまう。被害者遺族は倒れる神原に「お前には生きてる価値なんかないんだよ」と告げた。神原は救急科に運ばれたが、現場で既に心肺停止となっており、死亡。神原は朱羅に「自分を一人の人間として扱ってくれたのはあなたが初めてだった」と伝言を残していた。さらに「かつてのことを謝りたい」とも。彼は朱羅が事件のときの少女だと気づいていたのだ。
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運ばれてきた患者が通り魔事件の犯人だったという展開や、明かされた朱羅の過去に、視聴者からは「辛すぎる」「苦しい」「壮絶すぎる」「しんどい…」「あまりにも残酷すぎる」などの声が続出。ラストに神原が刺されてしまう場面にも「びっくりしすぎて心臓止まるかと思った」「え???」「めっちゃびっくり」「鳥肌」「まさかの」「嘘でしょ」「やりきれない」などの反響が寄せられている。