ガールズグループIVEのWONYOUNG(ウォニョン)を誹謗(ひぼう)中傷するウソの内容を複数回、YouTubeチャンネルに公開したYouTuberに対し、韓国の裁判所は5000万ウォン(約500万円)の賠償金を命じる判決を下した。
韓国メディアによると、ウォニョンの所属事務所が、YouTubeチャンネル「タルドク(脱オタク)収容所」運営者を相手に起こした1億ウォン(約1000万円)の損害賠償を求める民事訴訟で、1審のソウル中央地裁は4日、「被告は原告に5000万ウォンを賠償せよ」と命じた。
韓国メディアMHNスポーツは同日「このYouTubeチャンネルは、アイドル関連の悪質なデマを素材に映像コンテンツを製作してきた。ウォニョンについては『韓国人ではなく中国人だ』『IVEのメンバーとして合流する予定だった練習生に嫉妬し、追い出した』などと主張した動画を複数回製作した。所属事務所側は、運営者がウォニョンに対して継続的に虚偽の事実を流布し、名誉を毀損(きそん)したとして、民事訴訟と刑事訴訟を並行してきた」と報じた。
また、ウォニョン自身が運営者を提訴した別の損害賠償請求訴訟でも、1月の2審判決で、運営者に対しウォニョンに5000万ウォンを支払うよう命じている。
「タルドク(脱オタク)収容所」は、ウォニョンの他にも多数のアイドルを対象に悪質なデマを流布したとの疑惑で、相次いで民事責任や刑事責任を負っている。昨年9月には歌手のカン・ダニエルに関連する名誉毀損(きそん)の疑いで罰金1000万ウォン(約100万円)を、同年11月にも同じくカン・ダニエルからの損害賠償訴訟で3000万ウォン(約300万円)の賠償判決を受けている。さらに2月には、BTSメンバーのV(ヴィ)とJUNGKOOK(ジョングク)側に、7600万ウォン(約760万円)の損害賠償を命じられた判決も受けている。
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