
A24最新作『愛はステロイド』が8月29日に公開。キービジュアル、予告編、小島秀夫のコメントが到着した。
『セイント・モード/狂信』で長編映画デビューを果たしたローズ・グラスが監督を務めた『愛はステロイド』の舞台は1989年。トレーニングジムで働くルーは、夢をかなえるためラスベガスに向かう野心家のボディビルダー・ジャッキーに夢中になるが、凶悪な犯罪を繰り返す父や、夫からDVを受け続ける姉を家族に持つルーを庇おうとするジャッキーは思いもよらない犯罪網に引きずりこまれるというあらすじだ。
父親を嫌悪しながらもその影響下から逃れられない女性・ルー役に同性パートナーとの婚約を発表したクリステン・スチュワート、ジャッキー役に同じくクィアであることを公表し、かつてボディビル選手として活躍したケイティ・オブライアンがキャスティング。ルーの父親役のエド・ハリス、ジェナ・マローン、アンナ・バリシニコフらが共演する。
キービジュアルは「その想い、過剰摂取につき。」というコピーとともに、ジャッキーと彼女に身体を寄せるルーの姿を捉えたもの。予告編には愛を紡ぐルーとジャッキーの姿や、銃撃戦が映し出されている。
【小島秀夫のコメント】
筋肉、銃、暴力、殺人、ステロイド。デヴィッド・リンチを失った我々に、筋肉質ではなくなった”ハリウッド“に、ローズ・グラスは再びステロイドを大量注入する!!全てはピュアで血塗れの“愛”のため。