8日〜11日は前線停滞 続々と梅雨入りへ 西日本中心に警報級大雨も 2週間天気

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2025年06月05日 12:19  日本気象協会

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日本気象協会

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7日頃まで強い日差しと暑さに注意。8日頃から梅雨前線が北上し、11日頃にかけて本州付近に停滞する見込み。九州から関東は雨や曇りの天気が続き、まだ梅雨入りの発表がない地域で、いよいよ雨のシーズン到来へ。西日本では梅雨入り早々に警報級の大雨となる可能性も。

8日(日)〜9日(月)は西から続々と梅雨入りか

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今日5日(木)は、九州から東北まで広い範囲で晴れて、午前11時40分までに、群馬県高崎市上里見で31.1℃、東京都練馬区で30.7℃まで上がり、午前中から関東を中心に続々と真夏日になっています。
明日6日(金)から7日(土)にかけても広い範囲で晴れて、全国的に季節先取りの暑さが続くでしょう。東京都心や大阪市では30℃近い暑さとなり、名古屋は真夏日になる日もある見込みです。気温だけでなく日に日に湿度も上がるため、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。熱中症に十分な注意が必要です。

8日(日)から、いよいよ梅雨前線が西から北上します。11日(水)頃にかけて本州付近に停滞する見込みで、九州から関東にかけては雨が降ったりやんだりでぐずついた天気となりそうです。
まだ梅雨入りの発表がない九州北部や中国、四国、近畿、東海、関東甲信、北陸では8日(日)〜9日(月)にかけて、続々と梅雨入りが発表される可能性が高いでしょう。

東北はすっきりとは晴れにくいものの、日が差して気温の高い状態が続きそうです。
北海道は7日(土)頃にかけて度々雨が降りますが、晴れて過ごしやすい日が多いでしょう。ただ、9日(月)は夏日となり、半袖で過ごせる暑さになりそうです。朝晩と日中の寒暖差は大きいため服装にご注意ください。
九州や四国、本州でぐずつく一方、沖縄は梅雨の晴れ間が広がるでしょう。

西日本で警報級の大雨となる可能性

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週明けにかけて太平洋高気圧が強まり、梅雨前線を押し上げるでしょう。本州付近に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発化する見込みです。
7日(土)は九州から雨が強まり、中国、四国や近畿も雨が降りだすでしょう。8日(日)は西日本で局地的に雨が強まり、九州や中国地方は午前中から、午後は近畿などでも本降りの雨となりそうです。

9日(月)には、東海や関東でも雨が降り、遅くなるほど降り方が強まるでしょう。8日(日)から9日(月)が続々と梅雨入りするタイミングとなりそうです。10日(火)にかけて、西日本を中心にまとまった雨となり、警報級の大雨となる可能性もあります。週末のうちに雨の対策を見直しておきましょう。

14日(土)〜15日(日)は梅雨空続く じめじめムシムシ体感へ

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東京都心など週末の度に雨の降るタイミングが重なっていましたが、13日(金)は九州から雨が降りだし、14日(土)、15日(日)は再び広い範囲で雨が降るでしょう。雨が降っても気温はあまり下がらず、雨のシーズン特有のムシムシじめじめとした不快な暑さが続く見込みです。
熱中症に十分気をつけるとともに、食品の管理にも気をつけた方が良さそうです。

沖縄は14日(土)以降、ひと足先に夏本番のような強い日差しが照りつけそうです。

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