ideal peco・菅谷夏子‘23年9月にデビューした7人組アイドルグループ・ideal peco(通称:アイペコ)のなかで、167センチの高身長を活かしたパフォーマンスで注目を集める菅谷夏子。’21年に水着グラビアの祭典「TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVAL(以下、TGIF)」で、「秋のTGIF週プレ賞」グランプリに輝くなど、グラビア界でもブレイクが期待される存在だ。そんな彼女が週刊SPA!のサブスク「MySPA!」のグラビア企画「美女検索(びじょサーチ)」に初登場。一度見たら心を摑まれる、“もっちもちのしらたまボディ”は必見! インタビューでは、グラビアに対する思いや彼女がプライベートでハマっているもの、今年9月に控える結成2周年ライブへの意気込みなどを聞いた。
――19歳の頃にTIGFでグランプリを受賞。そのときはどんな気持ちでしたか?
菅谷:人生で頑張ったことがマックスなんじゃないかぐらい頑張って。配信もたくさんやって、そのストレスから帯状疱疹になったりもして(苦笑)。ファンの方も頑張ってくださっていたし、知名度も上げたかった。アイドル以外の武器も増やしたいと思っていたので、結果が出たときは嬉しかったです。
――グラビアという新しい武器ができたと。
菅谷:そうですね。もともとグラビアは興味があった世界でもあったので。
――どんなところに興味を持っていたんですか。
菅谷:私、純粋に可愛い女の子が大好きなんですよ(笑)。グラビアだと、推しのアイドル衣装とは違った一面が見れるじゃないですか。私はナチュラルで可愛いグラビアが好きなので。ステージの上だとキラキラのアイドルの子が、グラビアになると身近に良そうな感じになるのが堪らないというか。推しメンのそういう顔を見れると幸せになります。
――アイペコで活動してからは初めてのグラビア。何か準備はしました?
菅谷:ダイエットしました(笑)。気を抜いて太っていたので。ヤバいと思って。
――菅谷さんは食生活がだいぶ変わっているらしいですね。
菅谷:そうなんですよ。「これ、おいしい!」って思ったら、それしか食べないっていうタイプなので。偏食もあるんですけど、変食でもあって(笑)。なので、ハマるものによってすごく太ってしまう期間があります。
――どんなダイエットをしたんですか。
菅谷:健康的にできたらいいなぁっていうのは思っていたので、ごはんを抜くとかはせずに、野菜を多めに食べたり、揚げ物を控えたりするぐらい。あとは撮影前の3日間ぐらいで体の塩抜きしていたんで、仕事現場には蒸した野菜を詰めたお弁当を持参してました。
――以前ハマっていたチョコレートかけごはんはもうやってない?
菅谷:もう食べてないです! SPA!さんの撮影が入ってダイエットを始めたことがきっかけでチョコ欲が収まってきていて、体があんまり求めなくなりました。最近はタイ料理にハマってます。
――「美女検索」企画としては初めて外ロケをしたということで、舞台は民宿でした。
菅谷:普段は民宿に行かないので、新鮮でした。レトロ感があるようなシチュエーションで撮影をしたので、撮影中は興奮していて。
――ひと足先に見せていただきましたけど、大人っぽい表情にレトロ感のある水着がすごくマッチしていました。今回のグラビアのアピールポイントや撮影エピソードを聞かせてください!
菅谷:明るい色の浴衣はお祭りやイベントで着ることはあるけど、お宿の浴衣ってそういのとは違う雰囲気が出るんですよね。ファンの方もそういう姿を見ることはないじゃないですか。ぜひ見てほしいカットですね。
――大浴場でも撮影しましたね。
菅谷:温泉が気持ち良かった思い出があります(笑)。大浴場でのグラビア撮影は初めてだったので、どういうポーズがいいのかわからなくて、カメラマンさんに言われるがままに……。
――出来上がった写真はどうでした?
菅谷:この姿は絶対にアイドルでは出さないなって思ってすごかったです。
――こういうことを言うとあれですけど、菅谷さんはアイドル衣装を脱ぐと“昭和顔”になるのかなと。
菅谷:ほんとですか!? でも、昔から「アイドル顔ではないよね。可愛いっていうよりは綺麗系だよ」って言ってもらうことが多かったです。そういうことなのかな?
――菅谷さんとしては、どっちで言われるのが嬉しい?
菅谷:両方嬉しいです〜!(笑)
――アピールポイントには「もっちもちのしらたまボディ」と書いてあったんですが、解説してもらえますか。
菅谷:昔から肌の色が白いって言われていて、プロデューサーさんが「夏子ちゃんのアピールポイントないかなぁ。あ、白くてもちもちしてるから“しらたまボディ”じゃない」という思いつきです(笑)。自分では、二の腕の触るのがしらたま感があって1番好きです。こうやって写真を見ると、太ももも良いですねぇ。
――ほかに何か印象に残っていることはあります?
菅谷:外に出たときに風が強くて、海のほうに行ったら笑えないぐらいでした。前髪も一生懸命作ったんですけど、全部オールバックみたいになって。おでこが全開でした(笑)
――民宿から外に出ると、また雰囲気が変わりますね。
菅谷:髪型も変わってるからかな。アイドルをしているときの写真は動画を見る機会が多いので、グラビアは「私ってこういう表情をするんだ」って驚きながら見てますね。アイドルとしてこういう風に見られたいっていう研究はたくさんしてきたんですけど、新しい発見がありました。こんなにメイクが薄い私をファンの方が見ることもないから、「大丈夫かな……」って少し心配です(笑)
――そこもいいギャップです。
菅谷:今回のグラビアでファンの人が増えてくれたら嬉しいです! ぜひ会いに来て感想をいただけたら。
――メンバーは菅谷さんのグラビアについて何か言ってたりします?
菅谷:今回のグラビアもチラっと見てくれて、みんな「私の体が好き」って言ってくれるんです(照)。メンバーは細い子が多くて、そのなかで私は肉付きがいい女性らしい体だと思うので、「夏子ちゃんはそのままでいて〜!」って褒めてくれますね。
――今後挑戦したいグラビアのシチュエーションは?
菅谷:浴衣のグラビアが個人的に楽しかったので、そういうのがいいですね。普段は見せないような雰囲気が出せたら。ザ・日本な場所でもいいですし、異国情緒あふれる場所もいいな。南の島のようなリゾート感ではなく、雑多な感じというか、面白い場所でグラビア撮影に挑戦できたら嬉しいです。
――好奇心は強そうですね。
菅谷:やったことないことに挑戦するのは好きです。アイペコの菅谷夏子として芯がぶれなければいいかなって。個人の見え方よりもグループとしての見え方を大事にしているので、アイペコにとっていい方向に働くことであればどんどんやっていきたいです。
取材・文/吉岡 俊 撮影/武田敏将