「テイク・オン・ミー」a-haボーカルのモートン・ハルケットがパーキンソン病を公表　現在は「歌うことが考えられない」

　ノルウェーのポップバンド・a-haのボーカル、モートン・ハルケットがパーキンソン病と診断されたことを、公式サイトを通じて公表。これまで公にしてこなかった病気について、初めて公表した。

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　ハルケットは昨年、脳の左右に電極を埋め込む手術を2度受け、症状の改善が見られたという。一方で、声に問題が出てきたことで、これまでのように歌い続けられるかどうかわからない状況だとし、現在は「歌うことが考えられない」との心境を明かしている。それでも「歌うことが自分のすべてではない。ほかにも情熱を注げることがある」と前向きな姿勢も見せている。

　病気の公表については「今は秘密を守るよりも、伝えることを大事にしたい」とし、ファンに向けて「心配しないで。私はちゃんとケアされています」と呼びかけている。

　a-haは1985年に「テイク・オン・ミー」が大ヒット。2010年のワールドツアーを最後に活動を休止したが、2015年にはアルバムのリリース、2021年には結成40周年を記念したドキュメンタリー映画『a-ha THE MOVIE』を公開、22年にはアルバム『True North』を発表した。今年、メンバーのひとりマグネ・フルホルメンのソロアルバムもリリースされた。