下半身麻痺と排泄障害に絶望…脊髄梗塞から一年、ひろみちおにいさんが今の思い語る 「時々息を抜きながら、焦らずゆっくり進めたら」

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2025年06月05日 17:10  まいどなニュース

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佐藤弘道(@satouhiromichi023)さんのインスタグラムより

Eテレ「おかあさんといっしょ」の10代目たいそうのおにいさんとして活躍した佐藤弘道さん(56)が、6月5日までにインスタグラムを更新し、近況を報告した。昨年に脊髄梗塞を発症し、下半身麻痺・排泄障害となった佐藤さんは、発症から一年を経た今の思いをつづっている。

【写真】自身のリハビリ姿を公開した佐藤弘道さん

佐藤さんは「昨年の今日、脊髄梗塞を発症しました。下半身麻痺で排泄障害。目の前が真っ暗になりました」と発症時の心情を振り返り、一年間のリハビリ生活に思いを馳せた。

「作業療法士さん、理学療法士さんに抱えられながら足を出し、車椅子生活を覚悟した時は子どもの前だけは明るく振る舞い、歩行器を借りられた時は院内を練り歩き、杖になった時は介助をして頂きながら階段を歩きました。ベッドではコツコツとトレーニングもしました。杖が無くなった時は倒れないように足を広げて、バランスを取りながら歩きました」(佐藤さん)

一年の歩みを思い返した佐藤さんは、続けて「これからもっともっとリハビリをして回復したい。リハビリをされている皆さん、リハビリは明日明後日に効果が現れるものではありません。半年後、一年後かもしれないけど、一緒にコツコツと一緒にリハビリを続けていきましょう!そして、一緒に新しい症例を作っていきましょう」と、これからも続く自身のリハビリに励んでいきたいという決意とともに、同じ境遇の人々を鼓舞する力強いメッセージをつづった。

佐藤さんは最後に「時々、息を抜きながら、焦らずゆっくり進めたらと思います。あれから一年・・・」と記し、投稿を締めくくった。

SNSでは、「お兄さんの生きる力は、よりたくさんの人へ励ましと応援になります」「新しい症例を作っていきましょう…すごい言葉です」「諦めなければきっとなんとかなることを教えてくれたひろみちお兄さん!尊敬します!」などのコメントがあった。

脊髄梗塞は、脊髄にある血管が詰まることで脊髄の一部が壊死する病気。

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