【写真】郡上八幡駅の車両の色味とマッチした赤いワンピース姿の秋元真夏
一滴だとぼやけているようにも見える淡い水彩絵の具をぽたぽたと重ねていくうちになんとなく「好き」と思える色になっていったらいいな――そんな想いを込めて、秋元が自身で付けたタイトルを冠した本著。撮影は季節をまたいで3回にわたり行われ、それぞれ異なる土地とテーマで彼女の新たな表情を引き出されている。
夏の沖縄・石垣島／西表島での撮影では、「体験」をテーマに、吹きガラスやカヌー・トレッキングに挑戦。楽しげに取り組む笑顔が弾ける。ほかにも、水牛車でのんびりとした時間を過ごしたり、離島ならではの体験が目白押し。西表島の綺麗な海を水着姿で楽しむ様子も収録されている。解禁カットは、西表島で撮影した一枚。明るい日差しの中で、青々とした南国の植物の色を拾ったようなグリーンのワンピースを着た、少し大人びた表情の秋元と待ち合わせしたような気分になれるカットだ。
秋の岐阜・郡上の撮影では、「お祭り」をテーマに、伝統ある郡上踊りに参加。郡上の光の中で踊る浴衣姿を披露している。また、長良川鉄道に乗ったり、鮎をつかみ取りしたりなど、無邪気に旅を楽しむ様子も。解禁されたのは、長良川鉄道の郡上八幡駅で撮影した一枚。赤いワンピースと車両の色味が見事にマッチし、どこか懐かしさを感じさせるカットとなっている。
冬の秋田での撮影では、「郷土料理」をテーマに、きりたんぽ作りに挑戦。地元の人々とのふれあいからも、秋元の人柄がにじみ出る。ほかにも、雪の中で秋田犬とたわむれたり、スキーをしたりと、冬の秋田を味わい尽くしている。秘境の温泉宿では、大雪の中、露天風呂での撮影も敢行。秋田ならではのカットも収録している。解禁カットは、大雪の中で秋田犬とたわむれている一枚。秋田犬との撮影は、彼女たっての希望で実現。雪景色の中で見せる、無邪気な笑顔がとても印象的だ。
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そして、写真だけでなく、書き下ろしエッセイや、直筆のロケ日記も収録。幼少期の思い出や、家族のこと、アイドルとして活動していたときのこと、30代を迎える「今」の気持ちなどが、自身の言葉で丁寧につづられている。
一緒に旅をしながら「これまで」と「これから」について語り合っているような、幸せがぎゅっと詰まったような一冊から、彼女の魅力を余すことなく感じられる。
秋元は「この度、フォトブックを出版することになりました。初めてエッセイにも挑戦しています。自分のことをさらけ出すのが得意ではない私ですが、おそらく人生で初めて自分で自分の細部まで取材をするような気持ちで、生い立ちからアイドル時代、そして現在の状況まで取り繕うことなく綴りました」とコメント。
そして「手に取ってくださるみなさんはどう感じるのだろうと、今とてもそわそわしていて少しだけ不安もあります。旅をしながらいろんなことに想いを馳せる時間をこれからも大事にしたいなと思える一冊になりました」と言葉を寄せている。
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また、東京・大阪・福岡・名古屋にて、イベントの開催も決定。8月23日に東京・タワーレコード渋谷店、9月14日に大阪・MARUZEN＆ジュンク堂書店梅田店、10月4日に福岡・HMV＆BOOKS HAKATA、10月19日に名古屋・星野書店近鉄パッセ店にて開催される。
秋元真夏フォトブック『淡淡（あわあわ）』は、幻冬舎より8月20日発売。定価2700円＋税。
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