ドラマ『めおと日和』にハマる女性が急増、“昭和の恋”に胸キュンする理由と軍服姿を見たい“若手俳優”

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2025年06月05日 19:00  週刊女性PRIME

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左)嵩・千尋・次郎から愛されるモテモテなのぶ役の今田美桜右)ゴールデンタイムの地上波連続ドラマレギュラー出演は初。ヒロインの夫役に大抜擢された本田響矢

《純粋過ぎる夫婦に、きゅんが止まりません。慌ただしい日常の癒しとなっています》

《最近は『めおと日和』の瀧昌様がとてもメロくて毎週の楽しみになってる。夫婦2人のピュアでもどかしい感じがたまらん》

昭和初期の恋愛ドラマ『波うららかに、めおと日和』『あんぱん』

 SNS上で女性たちをときめかせているのは、ドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)。昭和11年を舞台に、主人公・なつ美(芳根京子)が顔も知らない瀧昌(本田響矢)に嫁ぎ、新婚生活を送るラブコメだ。

 TVerの春ドラマお気に入り登録者数の多さは『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(TBS系)に次ぐ3位で101・3万人(5月29日時点)と大人気だ。

「『めおと日和』のように、昭和初期の恋愛を丁寧に描くドラマは今まで民放であまり見られず新鮮で、若い女性たちもハマっています」

 と話すのはドラマウォッチャーのカトリーヌあやこさん。

 一方、朝ドラ『あんぱん』(NHK)は、のぶ(今田美桜)が嵩(北村匠海)とその弟、千尋(中沢元紀)から思いを寄せられる。第9週で、のぶは次郎(中島歩)とお見合い結婚。のぶの妹で次女、蘭子(河合優実)は豪(細田佳央太)と長年の恋を実らせ、婚約するも豪が戦死。三女のメイコ(原菜乃華)は健太郎(高橋文哉)に恋心を抱くなど恋愛が多く描かれている。『あんぱん』も『めおと日和』と同じく昭和10年代の恋愛だ。

《『あんぱん』の恋愛にキュンキュン「たまるか〜」》(SNSの声)

 なぜ今、昭和初期の恋愛に女性たちはときめくのだろうか。

レトロファッションにキュン!?

「昭和10年代あたりは戦争という抗えない時代の波が待ち受けている部分でも心を揺さぶられますし、着物や袴などレトロファッションが見ていて目の保養になります。本田さんの軍服姿がとてもカッコよく、女性たちはキュンとするのでは」(カトリーヌさん、以下同)

 電話機がまだ普及しておらず、手紙や電報が主な連絡手段の時代。

「あの時代は飛行機ももちろんないですし、鉄道も今ほど発達していない。嵩が東京から高知に帰るのにもかなり時間がかかるでしょう。瀧昌も海軍の任務で数か月家に帰らないことがあるので、“やっと会えた”という切なさとうれしさがあり、不便さからドラマが生まれます」

 昭和が似合う俳優には特徴がある、とカトリーヌさんは分析する。

「正統派イケメンが昭和の時代に映えますね。瀧昌もそうですが、髪形は七三分けが多いので、おでこを出せるイケメンでないと成立しません。町田啓太さんが軍服を着たら、絶対似合うと思うので、ぜひ町田さんに昭和のイケメン軍人役をやっていただきたいです(笑)」

 今、昭和が注目されていると感じるという。

「純喫茶やフィルムカメラなど若い子たちにとっては新鮮なもので、レトロ商品ならではの不完全さが愛しいと思うようです。そういったところで、『あんぱん』や『めおと日和』の昭和の恋の不器用さが視聴者に刺さることに通じるのだろうなと思います。これを機に、昭和時代の恋愛ドラマブームが来てほしいですね」

 昭和の「うぶキュン」な恋愛を女性たちは求めている!?

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