観客からの質問で熱心な恋愛アドバイスをした高橋一生 (C)ORICON NewS inc. 俳優の高橋一生が5日、都内で行われた『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(公開中)大ヒット御礼アンコール舞台あいさつに登壇した。
【写真】これは貴重…!原作・荒木飛呂彦によるアイディア 『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦氏の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフシリーズ。2020年12月に第1期としてドラマ化されると、21年12月に第2期、22年12月に第3期が放送。映画版第1作目『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が23年5月26日に公開された。
今作は、シリーズの原点であるエピソードを、“全編ヴェネツィアロケ”で映画化。漫画家・岸辺露伴がヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞くことから始まる物語となっている。
4週連続となる舞台あいさつに高橋は「周りの方たちの反響がうれしい。どんな評価であってもこれだけ注目してくださり足を運んでくださる事実だけでもうれしい」と喜び、渡辺一貴監督も「まだまだ話してないことがいっぱい。まだネタはある」と期待を高めた。
観客からの質問に答えるコーナーでは劇中の内容にちなみ「幸福を感じると同時に絶望に対する不安を感じてしまう。好きな人と付き合えても、フラれるのが怖くて先にフッてしまう。(高橋や監督は)幸福を感じるとき、どんなことを考えているか?」という来場者からの質問に高橋は「その方、いらっしゃいますか」と挙手を求める一幕が。
「でも多分思った以上にせっかくだから別の後悔をしたほうがいい。お付き合いをしてみてフラれたほうがいい。あたって砕けろのがいいんじゃないですか?」と熱をもって訴えるも「なんか恋愛相談してみるみたい。ごめんなさい余計なお世話で…質問なんでしたっけ?恋愛相談に夢中になっちゃった」と我に返って苦笑した。
高橋は幸福を感じると「とにかく焦りますよ。分けなきゃって思います。周りの人たちに」といい「違った形でなにか。なるべく多くの人がそうなった(幸せに)ほうがいいと思うのでなるべく違う形で一緒にご飯食べにいたり、おごってみたり。独り占めしちゃうとバランスが崩れるような気がする」と柔らかな口調で考えを明かしていた。