長嶋一茂が生告白 父茂雄さんを「父親、野球人。2つの視点で背中を見てきた」モーニングショー

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2025年06月06日 08:55  日刊スポーツ

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長嶋一茂(2019年10月撮影)

3日に89歳で亡くなった巨人終身名誉監督、長嶋茂雄さんの長男でタレントの長嶋一茂(59)が6日、金曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演し、茂雄さんへの思いを語った。


一茂はダークスーツに黒のネクタイ姿でコメンテーター席に座った。番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に、今の思いを問われると「うーん…なかなか、ひとことで言うのは難しいし、故人にもプライバシーがあるので多くは語れないが、父親としてというところと、僕も野球をやっていたので、野球人としての見方の2つの視点で、ずっと背中を見たり、生きさまを見たりしてきたと思う」と述べた。


父親としての茂雄さんについて問われると「まさしく『昭和の父親』と言ったら昭和の方に怒られるかもしれないけれど、あまり家庭の方ではなく、常に仕事の方を向いていた。遠征もあったし、キャンプもあったし家にいる機会は少なかったし、その分ふれあう機会は少なかった」とした上で「でもいっしょに暮らしていた時期はあったし、何か感じるものは当然、ありました」とも口にした。


茂雄さんは3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。同日午後に茂雄さんの遺体を乗せたとみられる車が都内の自宅に到着した際は、一茂は、次女の三奈さんとともに付き添っていた。


一茂は同日にコメントも発表。「長嶋茂雄の全てのファンの皆様及び、関係者の皆様 父 長嶋茂雄が永眠致しました。父にとって野球は人生そのものであり、最愛の存在でした。長嶋茂雄が野球に捧げた人生の礎を築くことができたのは、ファンの皆様をはじめ野球関係者、スポンサーの皆様の温かいご支援のおかげです。父の野球人生は誰よりも幸せな89年間だったと感じております。長嶋茂雄は野球の星に帰りました…生前、グラウンドで残した沢山の情熱がこれからの日本プロ野球界の発展に少しでも役に立つことを父も願っていたことと思います。長い間、父長嶋茂雄にご声援を頂き本当にありがとうございました」などと報告していた。

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