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3日に89歳で亡くなった巨人終身名誉監督、長嶋茂雄さんの長男でタレントの長嶋一茂(59)が6日、金曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演し、病院の病室で交わしたというきょうだいとの会話について明かした。
ダークスーツにネクタイで出演した一茂は、茂雄さんが亡くなった際、病室でのきょうだいの会話について「きょうだいとも会って、病室にみんな集まったけれど、泣いているきょうだいはいなかった。笑い声さえ聞こえました」と振り返った。
その理由をこう語った。 「最期は、病院でスタッフの医療従事者の方、先生や看護師さん、いろんな方にサポートされていた。(亡くなるまでの)最後の3年は病院だったんですけど、妹たちと話したのは、すごいきれいな、若い看護師さんがたくさんいた病院だった。妹なんかは『パパは幸せだよね。こんなきれいな看護師さんたちに見送られて』と。『あ、今、パパ笑ったね。きれいな看護師さんが来ると笑うね』とか(の会話があった)」
一茂は、茂雄さんの次女三奈さんらとの会話をそう振り返り「最期に、笑って見送るというのは不謹慎かも知れないけれど、家族としてお許しいただきたいけれど、そのような感じだった」と語った。
一茂のコメントに先立ち、番組では、東京・稲城市の東京ジャイアンツタウンに設置された記帳所にこの2日で4000人近くが訪れ、涙ぐんでいるファンの姿も含めVTRで放送した。
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一茂は「(VTRでは)涙ぐまれている方もいらっしゃいました。そういうお気持ちになるのは当然と思いますが、しんみりしてもオヤジは喜ばないと思います」と口にした。
茂雄さんについて「ネガティブなことが大嫌いで、絶対にやらなかった。24時間、100%ポジティブで、ずっと人生を駆け抜けてきた」と振り返り、「そういう思いが、最後、(亡くなった)火曜日の病室でも、きょうだいみんながくみ取って…。看護師さんでは泣いていらっしゃる方もいましたが、我々はまったく、しんみりすることは一切なかったですね」と、茂雄さんとお別れした際の病室の様子にあらためて触れた。
「天国に行っても、そういう雰囲気というか、影響を与え続ける方だと思う」とも述べた。
茂雄さんは3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。同日午後に茂雄さんの遺体を乗せたとみられる車が都内の自宅に到着した際、一茂は、三奈さんとともに付き添っていた。
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