武田鉄矢、名シーンめぐり大ゲンカ プロデューサーに「頭きて”できない”って」

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2025年06月06日 14:34  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

武田鉄矢(2022年8月)

俳優武田鉄矢(76)が6日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月〜金曜午前11時50分)に生出演。1991年に大ヒットしたフジテレビ系ドラマ「101回目のプロポーズ」で自身がトラックの前に飛び出し「僕は死にません」と話す名シーンについて、プロデューサーと大ゲンカをしたことを明かした。


武田は「これはですね、あそこのトラックの前に飛び出すシーンだったんですけど、ちょっと頭きて『できない』って言ったんですよ」と担当プロデューサーとケンカになったことを打ち明けた。MCハライチ澤部佑(39)から「危ないってことですか?」と問われて、武田は「いや、危なくてもいいんです。俳優ですから、やる気になったら腕1本ぐらいはいつでも覚悟している」と力説して「でも、トラックの前に飛び出して『僕は死にません!』って(言うのは)トラックの運転手さんに迷惑でしょ」と拒否した理由について語った。


さらに「前に荒川の土手を歩いていた先生役をやっている時は『(信号は)手ぇあげて渡れ』とかずっと言っていた」と「金八先生」時代とのギャップに苦しんだと話すと、スタジオは騒然として爆笑となった。澤部から「(金八先生では)『人として』って説いてましたよね」と振ると武田は「酒も飲んでないのに道路に飛び出すんですよ」と話してさらに笑いが起こった。


武田は「『こんな演技できるわけないだろう』って話したらP(プロデューサー)も腹くくってたんでしょう『できると思ったから頼んだんですよ』って」と思い起こした。


澤部が「ちょっとキレていた?」とツッコミをいれた。武田は「これはガクッとくるんですよね。あなただからできると思って頼んだ、それでやっぱりやらねばなぁ、っていうのと、そこの台本の『僕は死にません』のシーンを読んでいて泣いているスタッフがいたんですよ。『名場面だ』って。全然名場面だと思えなかった。これを名場面と思う人がいるんだ、というのがショックで、やってるうちにテンションがだんだんあがってきて、ああいうシーンになったんですけど…なかなか怖くて、あれ3度目のOKなんですけど」と当時を振り返った。

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