『ガイアの夜明け』難病ALSの男性「家族と大阪関西万博に行きたい」　「最後の願い」をかなえるプロ集団

　テレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け』（毎週金曜　後10：00）のきょう6日放送回は「『最後の願い』を叶えたい！」と題し、環境や健康状態により、多くの高齢者があきらめている「最後の願い」をかなえるプロ集団の取り組みとその思いに迫る。

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　「思い出の場所をもう一度訪ねたい」が「足腰が弱くなり自分で歩くことができない」「食事に制限がある」など介護が必要な人たちにとって切実な願いをかなえるのが、愛知県豊田市で介護事業を展開する「P-BASE」だ。

　同社の坂元玲介代表は7年前、要支援の認定を受けていて自力での旅行が難しい状況な人たちのための旅行企画を立ち上げた。「リハビリをしてもらうことは必要だが、何のためにリハビリをするのか目標が必要。旅行を一つの目標にしてもらえれば」と語る。

　そんな坂元氏のもとにやってきた新たな依頼。2年前にALSという病気と診断された四方博之氏（64歳）。全身の筋肉が徐々に動かなくなる病気で、今は寝たきりの生活を送っている。そんな四方氏の願いは「家族と大阪関西万博に行きたい」というもの。20年前に地元愛知で開催された万博に家族で何度も通った四方氏。人生最後となるかもしれない家族旅行で、万博に行きたいというのだ。難病を患い難しい介護が必要となる坂元さんにとってもこれまでにない旅行の依頼。果たして四方さんの願いをかなえることはできるのか？

　このほかにも「P-BASE」のもとに寄せられた依頼や、東京・板橋区にある、他の病院で入院治療を終えた後に自宅に帰るためのリハビリや安全な在宅生活を送るための支援を行う「おうちにかえろう。病院」での取り組みが紹介される。

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