女優MEGUMI(43)が6日、東京・観世能楽堂で、パルミジャーノ・レッジャーノの魅力を伝える特別イベント「パルミジャーノ・レッジャーノ道の極み」にゲスト出演した。
イタリアから来日したパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会が、伝統的手法を守る生産者精神を「パルミジャーノ・レッジャーノ道」と名付け、日本の伝統文化や「禅」の心との共通性についてトークを行った。MEGUMIはあでやかな着物姿で登場。自身も職人支援事業や、日本映画を発信するイベント「JAPAN NIGHT」のファウンダーとして日本文化普及活動をしている。
「8年前に石川県の金沢市で町家を改装し、地元のお米を使ったパンケーキ屋さんをやっております。そういった中で、たくさんの日本の文化を支えてらっしゃる職人さんや、それを伝えようとしている方たちにお目にかかりました。最近はお仕事で海外に行くことも多く、ヨーロッパの方たちが日本文化を愛する気持ちに触れまして。この文化を海外の方に直接お届けしたいなという思いがございまして、文化活動をやっています」とあいさつした。
パルミジャーノ・レッジャーノについて「大好きで、家にも常にある」とチーズ愛も明かした。長い歴史に支えられた製法を知ると「職人たちの鍛錬、プロセスを何度もループして、それがミルフィーユのようになって素晴らしい形になっていく。日本とイタリア、国を越えて、そういう共通点があるなと思いました。いろんな背景を知ることができて感激しております」とうなずいた。
また、伝統継承の重要性について「パルミジャーノ・レッジャーノも1000年の歴史があったりして、イタリアは建築も素晴らしいですよね。日本にも1000年近く前からある建物がある。伝統と革新という言葉があります。移りゆく時代の中で、融合させて今の時代に残していく。新しいことにもチャレンジしていく絶妙なバランス感が大事なのではないかなと思っております」と語った。
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能楽師・辰巳満次郎による能披露や、書家・中塚翠涛のライブパフォーマンスも行われた。
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