
昨年7月、人気アイドルグループ乃木坂46を卒業した阪口珠美。卒業後はバラエティー番組やショートドラマ、朗読劇への挑戦など、アイドル時代に経験できなかった仕事に奮闘している。
乃木坂46在籍時のエピソード
「乃木坂46に在籍時は、アイドル活動に集中していました。もう少し器用だったら、在籍中にもほかのお仕事に挑戦できたのかもしれませんが、私は2つのことを同時に行うのが苦手で……。1つのことに集中したいタイプだったので、乃木坂の活動を“精いっぱいやりたいです”とお伝えして、アイドル活動に専念していました。
卒業してからは仕事内容もガラッと変わり、いろいろなお仕事に楽しく挑戦できています。ファンの方たちと会う機会は減ってしまいましたが、これからもファンミーティングなどで密度の濃い時間を過ごせたらいいなと思っています」
阪口は2016年に行われた乃木坂46の3期生オーディションに合格。その後、約8年間アイドルとして、ファンを魅了してきた。
「中学生のころに加入して、右も左もわからないまま大人の中に紛れていたので、入った当初は目の前のことに夢中で……。正直あまり記憶がないです(笑)。
|
|
振り返るとつらいことも多くありましたが、それを吹き飛ばすほどの感謝の気持ちと、メンバーやスタッフさん、ファンの方にお祝いしてもらいながら卒業できたことが何よりもうれしかったです。卒業の時は“今までで一番きれいだった”と自分でも思えますし、達成感もあったので、私の集大成を見せられたと思います」
乃木坂を卒業し、“阪口珠美”としてひとりで芸能生活を始めた阪口。卒業後も乃木坂の先輩は今でも憧れの存在だという。
「本当にみなさん、様々なジャンルで多岐にご活躍されていて、テレビを点けるたびに先輩を見る日々で、改めてそのすごさを感じています。乃木坂在籍時もそうですが、卒業後も変わらず尊敬し続ける先輩ばかりです」
“腸活”で身も心も健康に
現在、阪口は『朝時間.jp』で“美腸プランナー”として、“腸活”に関する連載を抱えている。なんでも、グループ在籍中に腸活を始めようと思ったそうで、
「もともと健康や美容に興味はあったのですが、あるとき、“心と腸は繋がっている”という言葉を目にしたんです。グループの仕事で、緊張感がある現場や何か焦る気持ちがある時だと、お腹の調子が悪くなると感じたことがあって、“腸活をすれば何かが変わるかも”と思い、腸活に目を向けるようになりました」
|
|
腸活を始めてからは身体だけでなく、心にも影響が出ていると話す。
「“腸活”というと、“ダイエット”というイメージがあるかもしれないですが、より健康的に無理せず、身体と向き合えています。幸せホルモンが腸で作られるそうで、腸は脳とも繋がっていると聞きました。身体だけでなく、心も健康になったと感じています」
健康的に過ごすことを心がけている阪口。1日中、自宅にこもることは年に1〜2回しかないというが、夜は韓国ドラマに夢中なのだそう。
「韓国ドラマにハマったきっかけはコロナ禍に見た『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』という作品です。初めて見た韓国ドラマでしたが、今でもその作品を超えるものはないくらい好きです。最近の推しは『いつかは賢いレジデント生活』で、産婦人科の研修医(レジデント)の物語。最近見終わってしまって、絶賛ロス中です」
今後の活動に関して、メディアのジャンルを問わず、活躍の場を広げていきたいという。6月6日には『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演。自身のエピソードで場を盛り上げる番組だが、「緊張はしなかった」と振り返る。
|
|
「私よりもスタッフさんのほうが心配していたと思います(笑)。ほかの共演者さんにフォローしていただいたこともあり、緊張せず、好きなようにお話できたので、ありがたかったですね。実はプライベートで飲み会に行ったことがないんです。舞台の打ち上げとかではありますが、豪華な出演者さんとの乾杯が初めての飲み会だったのでとても新鮮でした」
“自分らしさ”を大切に
今後は演技やモデルの仕事にも挑戦したいと意気込む。
「小さい頃からモデルさんのお仕事に憧れがあったので、雑誌のお仕事もやりたいですし、演技もやってみたいです。卒業してからは、より“自分らしさ”を大切にしたいんです。
今までは男性ファンが多かったのですが、これからは女の子にも憧れてもらえるような人になりたいです。自分で美容に関する商品をプロデュースすることは夢ですね」
最後に読者やファンの方にメッセージを送ってくれた。
「まだまだ私のことを知らない人が多いと思いますが、そんな中で私に興味を持ってくださった方に偽らず、ありのままの自分らしさを伝えたいです。グループらしさではなくて、“阪口珠美"として私を見てもらいたいなと思っています。
ファンの方たちは私が何をしても喜んでくださるので、本当に心強いです。いつも支えてくださるファンの方たちに恩返しができるよう、これからも頑張ります!」
生まれ育った町・町田の魅力
「南町田グランベリーパークという商業施設が駅と直結していて、そこが本当にすごいんです!とにかく広くて、スヌーピーミュージアムや映画館もありますし、お買い物もできますし、全部のお店に立ち寄っちゃうくらい楽しいです。
私が小さいころは“グランベリーモール”という名前で、最寄りの駅も南町田駅だったんです。いまはリニューアルして、駅名も“南町田グランベリーパーク駅”に変わったんです。私もすごく楽しみにしていて、リニューアルするその日に足を運びました!」
町田での思い出
「町田駅の近くでダンスやバレエを習っていましたし、友達と遊ぶ時も町田駅が多かったので、思い出ばっかりですね。乃木坂在籍時に、お仕事で町田に行くことがあり、『よゐこ』の濱口さんに町田の魅力を語って、思い出の町田ロードを一緒に歩けたことはとても嬉しかったです。今後も町田絡みのお仕事ができたら嬉しいですし、観光大使を狙っています(笑)町田愛は誰よりもあると思います!」
朗読劇『少年のアビス』
7月3日(木)〜7月6日(日)全9公演
チケット好評発売中!
『朝時間.jp』腸活に関する連載