吉沢亮、幼少期演じた黒川想矢に戦々恐々「色っぽすぎて…」 メイク担当者からも“指摘”

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2025年06月06日 19:00  ORICON NEWS

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黒川想矢に戦々恐々としていた吉沢亮 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の吉沢亮が主演を務め、横浜流星が共演する映画『国宝』の初日舞台あいさつが6日、都内で行われた。吉沢が、自身の幼少期を演じた黒川想矢を絶賛した。

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 緊張気味の黒川は「半年ぐらいしかけいこしていないのですが、吉沢さんたちはもっとけいこされていて」と謙そんしつつ、「撮影の日々は本当に楽しかったです」と回想。「越山(敬達)くんとの川辺でけいこしたシーンを今でもたまに思い出すことがよくあります」と強烈な経験だったと語った。

 そんな黒川の芝居について、吉沢は「すごいですよ、本当に」と絶賛。「僕らがインする前に少年時代の喜久雄の演目を撮影していたんです。お邪魔させていただいたりもしたんですが、色っぽすぎて、やっばいなと。少年時代からそのレベルでやられてしまうと」と刺激を受けたそうで「メイクさんも『黒川くん、やばいね。負けない?』って言われてすごく憂鬱でした」と本音を吐露した。

 そして「本当にすばらしい土台を作っていただいたので、頑張ってやらせていただきました」と感謝。黒川は「言葉が出ないです。ういれしすぎて」と喜びをかみしめていた。

 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による小説を、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

 物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺謙)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。天賦の才を持つ喜久雄と、歌舞伎の血統を受け継ぐ俊介の対比も作品の見どころのひとつとなる。

 イベントには、吉沢、横浜、黒川のほか、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、越山敬達、永瀬正敏、宮澤エマ、田中泯、渡辺謙、李相日監督が登壇した。

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