藤原丈一郎、菅井友香「ロンダリング」第1話(C)カンテレ 【モデルプレス=2025/06/06】なにわ男子の藤原丈一郎(ふじわら・じょういちろう)が主演を務める7月3日スタートのカンテレ・フジテレビ新ドラマ『ロンダリング』(毎週木曜深夜/FODで配信)。このほど、主演の藤原、共演の菅井友香(すがい・ゆうか)、B&ZAI(バンザイ)の橋本涼(はしもと・りょう)がモデルプレスらの取材に応じ、出演への思いや撮影現場の雰囲気を明かした。【前編】
【写真】なにわ藤原、ゆるパーマの役ビジュアル ◆藤原丈一郎主演「ロンダリング」
同作は、“死者の声が聞こえる”という役に立たない特殊能力を持つ男・緋山鋭介(ひやま・えいすけ/藤原)が、嫌々ながらも社会の闇に足を踏み入れ、非業の死を遂げた人々の人生に寄り添い奮闘する、社会派ミステリー。社会から切り捨てられた人間たちの生き様を描く。
緋山がアルバイトすることになる不動産会社「アマミ不動産」の社員・蒼沢夏凜(あおさわ・かりん)役を菅井、緋山に近寄る謎の男・P.J.役を橋本が演じる。
◆藤原丈一郎・菅井友香・橋本涼、台本の印象は?
― まずは、今回台本を読んだ感想から教えてください。
藤原:前半の台本を呼んだだけでもすごくスリルを味わえました。ミステリー要素があったり、サスペンス要素があったり、読んでいくうちに“いち視聴者”として今後どうなっていくんやと。回を増すごとに、はしもっちゃん(橋本)演じるP.J.とも絡み出しますし、展開されていく話がすごく楽しかったので、最終話まで視聴者としても楽しみながら台本を読んでいました。
菅井:ホラー要素があるということで、私は最初「怖いのかな」と台本を読んでいたんですけど、それ以外にも社会のなかなか光が当たりづらい部分にどんどん踏み込んでいくところにドキドキしました。色んなことが繋がっていって、ミステリー小説を読んでいるような感覚がありましたし、引き込まれていきました。
橋本:最初は第4話までの台本をもらったんですけど、めちゃくちゃ面白くてすごいなと思いました。これは本当にびっくりしたんですけど、台本で“緋山”と書かれている役がまじで丈くんで…!本を読んでいると大体その人物のことを頭の中で皆さん想像すると思うんですけど、頭の中で丈くんが喋ってたんですよ!本読みのときも、丈くんが(セリフを)読んでいるのを見て、まじでピッタリすぎて、それくらい緋山という役と丈くんの関係が気持ち良かったです。
― 菅井さんも緋山と藤原さんの共通点を感じましたか?
菅井:はい!今日久しぶりにお会いしたんですけど、緋山くんとお話していると感じるくらい、本当に藤原さんと緋山くんが重なります。それくらいエネルギーを感じました。
◆藤原丈一郎の“座長ぶり”とは
― 今回藤原さんが座長を務めていますが、現場ではどのような立ち回りをされていたのでしょうか?
(直前までカステラを頬張っていた)藤原:もう見ていただく通り、僕は今カステラを食べてるんですけど(笑)。2人がこうやっていろいろと支えてくれていたし、作品でも支えてくださって、色々と…。
橋本:(このまま話)いけます…(笑)?
藤原:いける、いける(笑)!支えていただきながら…。菅井さんが来るとやっぱり華があるし、はしもっちゃんでいうと同じ事務所で、そういうのも役に反映できたりしていたので、僕自身は初めての座長という感じですが、そこまで座長というのも意識せず、チーム一丸となって、クランクアップまでみんなで頑張っていきたいなっていう思いでやっていました。
― 何か差し入れをしたりとかも?
藤原:ありましたね。ご飯とかも、ちょくちょくみんなで座って食べたりしていました。前半はロケが多くて、後半はスタジオでの撮影が多かったので、スタジオのときはみんなでご飯を食べながら和気あいあいとしていました。
菅井:(藤原は)本当に誰とでも分け隔てなくお話されていて、盛り上げてくださりましたし、私は同い年ですが(芸歴としては藤原の方が)先輩なので、最初はどうしてもかしこまってお話していたんですけど、途中から「同い年の敬語変やろ、逆に!」みたいな感じで言ってくださって。
藤原:俺、そんな関西弁やった(笑)?
菅井:(頷きながら)すごかったです(笑)。そこから気さくにお話できてありがたかったです。本当にスーパーマンみたいに何でもできるので、お芝居でもエネルギーをたくさん使ってくださるし、アクションシーンもすごくやりやすかったです。ありがたい座長だなという風に思っていますし、差し入れもたくさんしてくださって、特にコロッケが美味しかったです!
藤原:コロッケ美味かったですね(笑)。コロッケは絶対食べてほしかった…!
橋本:座長、まじかっこよかったっす!やっぱりちょっと(藤原が話すのが)控えめですね、自分のことになると…!差し入れも、朝(藤原が)撮って、昼の部に自分が撮ってて、夕方から(藤原が)また撮影…ってなったときに、座長ちょっと時間が空くじゃないですか。そしたら、こっちのシーンが終わったらちょうど座長から大福の差し入れがあったんです。そういうのがめっちゃ続きまして、コロッケもそうですし、すごく優しくてかっこよかったですね。
これは丈くんも菅井さんもそうなんですけど、後半になるにつれてセリフ量がとにかくすごかったんです。お2人が1番セリフ量が多いし、朝から夜までの撮影で疲れている中で、嫌な顔をせず、かつ自分たちの演技をやっているのを見てすごく刺激をいただきました。かっこいいなと尊敬していました。
― 菅井さんと橋本さんのお話を聞いていかがですか?
藤原:そんなことしたっけなぁ〜と。
橋本:してたよ(笑)!
藤原:(笑)。でも、僕らキャストっていわば現場に1番遅く来て、1番早く帰る人間なんですよ。時間で言うとスタッフさんが本当に1番早く来て、1番最後までいてくださるので、僕らが来てもスタッフさんたちがいなければ撮影が始まらないし、逆に言ったら僕らが来なかったら撮影も始まらんし、本当に五分五分の関係なので。そこはね、ご飯だけじゃなくて、会話でも空気がすごく良くなっていく感じがしたので、本当にクランクインからアップまですごく良い雰囲気のまま終えられたので、そこは自分の仕事というか、座長を全うできたのかなっていうのは、今考えると思いますね。
★インタビュー後編では、監督と相談しながら作り上げた役作りや撮影中の恐怖体験について語ってもらっている。(modelpress編集部)
◆藤原丈一郎(ふじわら・じょういちろう)プロフィール
1996年2月8日生まれ、大阪府出身。2004年2月21日より関西ジュニアとして活動開始。2018年10月に結成されたなにわ男子のメンバーに選ばれ、2021年11月12日に『初心LOVE(うぶらぶ)』でCDデビュー。近年の主な出演作はドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(2022年、日本テレビ)、『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(2023年、TBS)、『恋する警護24時』(2024年、テレビ朝日系)など。2025年1月期放送の金曜ナイトドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)では主演を務めた。
◆菅井友香(すがい・ゆうか)プロフィール
1995年11月29日生まれ、東京都出身。2015年、欅坂46の1期生オーディションに合格。2016年、欅坂46 1stシングル『サイレントマジョリティー』でCDデビュー。2017年初代欅坂46のキャプテンに任命される。2020年舞台『飛龍伝2020』で初主演を務め、 女優として活動するほか、幼少期より習っていた馬術を活かし、日本馬術連盟『馬術スペシャルアンバサダー』に5年連続で就任するなど活動の場を広げる。2022年、櫻坂46から卒業。その後、ラジオパーソナリティーや「競馬BEAT」、「開運!なんでも鑑定団」での番組MCなど様々な分野にて活躍。主な出演作はドラマ「チェイサーゲームW」シリーズ(2024)、映画「怪獣ヤロウ!」(2025)、「女神降臨」(2025)など。
◆橋本涼(はしもと・りょう)プロフィール
2000年10月30日生まれ、神奈川県出身、B&ZAIのメンバー。2023月4月放送のテレビドラマ『墜落JKと廃人教師』(MBS)で連続ドラマ単独初主演を果たし、2024年6月には続編となる『墜落JKと廃人教師 Lesson2』も放送された。
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