「Mトーナメント」フェニックス“前監督”近藤誠一が2年ぶり“聖地”凱旋でトップ!

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2025年06月06日 19:10  クランクイン!

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セガサミーフェニックス・近藤誠一前監督  クランクイン!
 麻雀プロリーグ「Mリーグ」のオフシーズン企画「Mトーナメント」で6日、予選C卓に前セガサミーフェニックス監督の近藤誠一(最高位戦日本プロ麻雀協会)が登場。約2年ぶりの聖地・「Mリーグ」スタジオでの対局第1試合でトップを獲った。

【写真】初優勝フェニックス、新監督はこの人!

 近藤率いるフェニックスが劇的な初優勝を遂げた「Mリーグ24‐25シーズン」。近藤はシーズン終盤に「Mリーグ」への選手としての復帰を目指し、退任することを発表していた。そんな近藤は、現Mリーガー36名と24名のトッププロ雀士計60名が激突するMトーナメントに、団体推薦選手として出場することが発表され、ファンを歓喜させていた。

 そんな近藤は「Mトーナメント」予選C卓で、松本吉弘(渋谷ABEMAS/日本プロ麻雀協会)、中田花奈(BEAST X/日本プロ麻雀連盟)、中国初の天鳳位で最近プロ入りした高雲飛(最高位戦日本プロ麻雀協会)と対戦。

 近藤は、前々回の「Mトーナメント2023」にフェニックスの選手として出場して以来、約2年ぶりとなった「Mリーグ」スタジオでの対局だった。入場シーンでは、自身のキャッチフレーズ「大魔神の系譜」が背中に大きく書かれた法被を投げ捨てるパフォーマンスをして見せ、気合満々の様子。東発の親番でリーチ・ツモ・三暗刻の豪快な4000オールを決めて抜け出すと、中田、松本の追撃に遭うも、臨機応変な局回しで交わし切り、トップで第1試合を終えることに成功した。

 勝利者インタビューでは、入場のパフォーマンスについて「Mリーグ」側に打診したところ、快諾してくれたと明かし、2年ぶりの「Mリーグ」スタジオでの対局については「このユニフォームを着て試合に出ること自体が感慨深かったです」と明かした。ただ試合が始まってからは「意外とすごく楽しくて、遠足に来た気分で、そっちのほうが強かった。もちろん緊張しましたけど」と、少年のような笑顔を咲かせていた。

 まだ第2試合を残しているが、このトップにより勝ち上がりの可能性が高まった近藤。次回以降、フェニックスの現選手らと激突する「同門対決」が見えてきた。
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