横浜流星(28)が6日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、吉沢亮(31)の主演映画「国宝」(李相日監督)初日舞台あいさつに登壇した。李相日監督(51)から公開前の取材で「『魂を込めて作っています』と連呼しすぎ」と突っ込まれ、苦笑した。
「国宝」は作家・吉田修一氏の同名小説の映画化作品。吉沢と黒川想矢(15)が任侠(にんきょう)の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげた主人公・立花喜久雄を演じた。抗争で父を亡くした喜久雄を引き取る上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎を渡辺謙(65)半二郎の実の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司・大垣俊介を横浜流星(28)と、少年期を越山敬達(16)が演じた。
吉沢と横浜は、正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる2人が、ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく中、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせていく物語を演じるにあたり、歌舞伎俳優の中村鴈治郎(66)に1年半にわたって歌舞伎の指導を受けた。そのことが公開前から話題を呼んでいる。そうした製作の経緯を踏まえ、横浜は「公開を迎えられるのは、当たり前ではない。僕も1度(予定通り公開できなかったことが)ありましたけど…何度も言って、安っぽくなっしまっていますけど、魂を込めて作っていますので、1人でも多くに届いて欲しい」とあいさつした。
すると、李監督から「横浜流星君が『魂を込めて』と連呼するので、やめなさいと言ったんですけど…今日は、魂を見て欲しい」と突っ込まれ、横浜は照れ笑いを浮かべた。
舞台あいさつには高畑充希(33)寺島しのぶ(52)森七菜(23)見上愛(24)永瀬正敏(58)宮澤エマ(36)田中泯(80)も登壇。
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