次期ジェームズ・ボンドの有力候補!? 『28年後...』アーロン・テイラー=ジョンソンは大注目のハリウッドスター

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2025年06月06日 19:40  クランクイン!

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(写真左)アーロン・テイラー=ジョンソンが演じるジェイミー 映画『28年後…』場面写真
 人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界的パンデミックから“28年後”の恐ろしい世界を舞台に、感染を逃れたわずかな<人間たち>の命がけのサバイバルを、アカデミー賞監督ダニー・ボイルとアカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドが徹底したリアリティーと臨場感を追求して描いたサバイバル・スリラー『28年後...』が20日に日米同時公開される。そんな本作の主演を務めるのが、今最も旬な俳優の1人であるアーロン・テイラー=ジョンソン。マーベル映画『クレイヴン・ザ・ハンター』で主演を務め、映画『007』シリーズの次期“ジェームズ・ボンド”候補として話題に上がっており注目を集めている。本作では息子と妻を守ろうと必死に戦う父親ジェイミーを熱演! 本稿では、実生活では映画監督の妻を大切にするハリウッドが誇る愛妻家で娘を持つ父親であり、俳優としても魅力あふれるアーロンに迫る。

【写真】ラブラブ! アーロン・テイラー=ジョンソンと妻のヨーロッパ旅行の様子

 アーロン・テイラー=ジョンソンは、『キック・アス』で主人公キック・アス役として世界的に知られ、同時期に公開された『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で監督を務めたサム・テイラー=ウッドと撮影現場で恋に落ち、2012年に結婚。サムの前夫との娘2人と、自身とサムとの娘2人の、4人の子供を育てながらマーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのクイックシルバー役や、クリストファー・ノーラン監督のサスペンスアクション超大作『テネット』のアイヴス役など数々のヒット作に出演している。

 10代にして23歳年上の監督と婚約をした際、世間からは厳しい反応を受けるも「年齢差は感じない。むしろ彼女のほうがエネルギッシュ」と、批判は全く気にしていない様子だった。また、自身の名前についても元々の活動名「アーロン・ジョンソン」から結婚を機に妻の姓に合わせて現在の名前に改名。その理由について「女性が男性の名前に合わせなければならない理由がよくわからない。僕は彼女の一部になりたかった。彼女が僕の一部になりたかったようにね」と、妻への溺愛ぶりを明かしている。

 さらに『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンド役の次期候補としてもウワサされており、5代目ジェームズ・ボンドを務めたピアース・ブロスナンからは、「もし彼がそれを望んで、欲して、手にするのなら、素晴らしいと思います」と期待のコメントし、今も最もハリウッドで注目されている俳優だ。

 そんな人気俳優のアーロンは本作で、息子スパイクと原因不明の難病に苦しむ妻アイラのために奮闘するたくましい父親ジェイミーを熱演。彼らは凶暴化した感染者が未だ蔓延る恐ろしい世界で、生き延びるために外界から閉ざされた孤島へと逃れて生活しているが、島から一度も出たことがないスパイクと共にある“極秘任務”のために本土へ向かう。

 凶暴な感染者と出会ったら“最後”という恐怖と死が隣り合わせの世界で、父と子の物語を描いた本作についてアーロンは、「ジェイミーとスパイクはこの世界で家族という安心できる場所を見つけたが、育児放棄、ネグレクト、トラウマ、恐怖など、子を持つ親が誰しも持ちうるあらゆる事象や感情の側面がこの作品から感じられると思う」と明かしている。荒廃した世界を必死に生きる父子が一体どんな恐怖を味わうのだろうか?

 『28日後...』以来十数年ぶりに本シリーズで再タッグを組むダニー・ボイルとアレックス・ガーランドに加え、『28日後...』では主人公のジムを演じ、『オッペンハイマー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーがエグゼクティブ・プロデューサーとして本作に参加している。本作で描かれる物語は、世界的パンデミックを経験したわれわれ人類に向けられた“黙示録”なのか? それとも―。

  映画『28年後...』は、6月20日より全国公開。
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