“令和の問題児”で起用されたKEY TO LIT・井上瑞稀 (C)ORICON NewS inc. ジュニア内グループ・KEY TO LITの井上瑞稀が6日、東京・THEATER MILANO-Zaで上演される舞台『W3 ワンダースリー』ゲネプロ前囲み取材に登壇した。同グループ結成後初舞台となる今作のキャスティングが、自身のもつ“問題児っぽさ”にあることを明かした。
【集合カット】華やか〜!個性的な役衣装で登場した井上瑞稀、成河ら豪華出演者たち 手塚治虫さんの漫画を舞台化。原作は手塚さんの目を通して、地球の偵察に来た3人の宇宙人たちと少年・星真一が、未来のためにできることは何かを考えさせてくれる作品。虫プロ初のテレビオリジナル作品としてテレビアニメ版も放送され、キャラクター一人に対し、専属担当がつくハリウッド方式で制作されたことでも知られている。
自身演じる日本の田舎にある小川村に住む少年・星真一は、井上いわく原作とは違ったベクトルの“問題児”として描かれているそうで「内側にこもるような真一に変わっていて、早い段階でウォーリー(木下)さんが“こういう問題児にするなら井上瑞稀がいいんじゃないか”と言ってくれたらしくて。令和の問題児キャスティングされているんです。喜んでいいのか…」と苦笑しつつ首をかしげた。
すると以前も井上と作品歴のあるウォーリーは「2年前、1回もしゃべらなかったくらい。稽古場でずっとなにかを書いてるんです。なにをかんがえているのか…。逆に興味をもって僕が話しかけるくらい。劇場に入ってから急に焦ってきたのかめっちゃ声出しを始めて。こんな二面性あるんだ。めちゃくちゃ考えてることを爆発させる瞬間を劇場まで待ってたんだ」とギャップに感心。「今回の役を感じるくらいのモチーフになってるくらい」と力説していた。
このほか平間壮一、永田崇人、松田るか、相葉裕樹、彩吹真央、中村まこと、成河が参加した。