
【写真】『こんばんは、朝山家です。』劇中映画『夜山家の人々』の関係者を演じるキャスト陣
脚本・監督を手掛ける足立紳が自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆した本作は、“キレる妻”の朝山朝子(中村)と“残念な夫”の朝山賢太(小澤)という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘のホームドラマ。
そんな本作には、朝子が企画を通し、賢太が初監督を務める、夫婦共同制作映画『夜山家の人々』が登場。このたび、足立の実生活が朝山家のドラマとなり、その朝山家が劇中で自分たちをモデルに夜山家を描くという、マトリョーシカのような三重構造の面白さを支える、劇中映画の関係者を演じるキャストが発表された。
映画『夜山家の人々』の命運を左右する、慎重派映画プロデューサー・梶本清に宇野祥平。朝子が社長を務め、賢太も所属する事務所が抱える俳優・成瀬晃一を土佐和成、畠山想を佐野弘樹が演じる。
朝子&桐子が一推しの売れっ子俳優・深山新之助には、竹財輝之助。最近フリーになったばかりの女優・大日向香(おびなた・かおる)には河井青葉。露出が減少し落ち目感が漂う俳優・吉浦亮には丸山智己。いったい誰が映画『夜山家の人々』への出演を果たすのか、キャスティングが決まっていく過程も見どころだ。
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ドラマ『こんばんは、朝山家です。』は、ABCテレビにて7月6日より毎週日曜22時15分放送。
追加キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■宇野祥平
足立紳さんの作品に再び参加することができて大変嬉しく思います。朝山家を通して、自分自身の家族のことを思い出してしまう素晴らしい脚本です。監督はじめスタッフの皆さん、中村さん、小澤さん、さとうさん、共演者の皆さんにヒントをもらいながら撮影に臨んでいます。ぜひ観ていただけたら幸いです。
■土佐和成
こんばんは、成瀬晃一役の土佐和成です。昔からホームドラマが好きです。なぜ好きなのか自分でもよくわからないんですが、とにかく好きです。今回、そんな僕が少しだけ視聴者のみなさまより近い場所で、朝山家のドラマを観させていただけることになりました。最高です! 日曜日の夜に一緒に朝山家を観ましょう。
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家族って奇跡なんだなと、脚本を読んで改めて思いました。1番近くにいる人にこそ優しく接したいのに、小っ恥ずかしさと甘えから素っ気なくしてしまったり、大切に思っているが故に強く当たってしまったりと、読んでいて思い当たる節がありすぎて、目を細めながら読み進めていました。僕自身、放送が楽しみなこのドラマが、より一層素敵な作品になるよう頑張ります。そして、できれば放送までに一度くらいは実家に顔を出せたらと思います。
■竹財輝之助
深山新之助というスター俳優を演じさせていただきました。少しチャラく見えるかもしれませんが芯には熱いものを持っている人物です。足立監督の段取りを見た後に追加される台詞が秀逸で感銘を受けました。生命力溢れる、ワチャワチャした朝山家をお楽しみください。
■河井青葉
こんにちは。大日向香役で参加しております河井青葉です。しっかりと意見を言う女優役ということなんですが、これ一体誰がモデルなんだろう?なんて考えながら楽しんでいます。私自身は意見を言うことが下手くそなので、今回大日向の言葉を借りてたくさん喋りまくることができるのがこの役の醍醐味だと思っています。登場人物みんなよく喋るので、エネルギー蓄えて頑張りたいと思います。
是非お茶の間でお楽しみください!
■丸山智己
この作品のもとになった足立監督のコラムやそれを元にした映画やドラマが好きで見ていたファンとしてめちゃくちゃ嬉しいです。
今回、朝山賢太役を演じる小澤さんが劇中で撮る映画に、本人役として出る役者を演じます。いろいろこじらせている役者というややこしい役どころですが、そんなややこしさをニヤニヤしながら楽しんでいただけたら幸いです。
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私は今回、昭和気質で、怒鳴るタイプの怖い撮影カメラマンの役をいただきました。昔は撮影現場でよく見かけました。よく怒鳴られたもんです。もうこの業界30年以上いますから、今までに会った怒鳴り散らかす怖いスタッフさんを思い出し、参考にさせていただきながら少し濃いめの味付けで演じてみようかと思っています。よろしくお願いします。
■木村知貴
脚本を読み進める中で、普段ひとに見せたくないような感情を、隠さずユーモアも交えて描く本作に、時に笑い時に泣き、同調したり反駁したり、愛くるしい登場人物たちに惹かれ物語にどんどんのめり込んでいきました。ご視聴される方々にもそんな風に思って頂けるよう、共演者の皆さんと一緒にドラマを作っていけると幸いです。
■工藤遥
芸達者な皆さまに囲まれ、私も何か…!と必死に食らいつく撮影中は、状況や境遇が役柄と似ていて不思議と心強くなります。足立監督のご家族愛に溢れる台本を読みながら、ふと自分の家族の顔を浮かべ、じんわり温かくなりました。普段なら恥ずかしくて嫌ですが、この作品は家族と見るのもいいかな、って思い始めているところです。