6月1日で30歳になった元AKB48・前田亜美が記念フォトブックを発売!「最初は『え! ......脱ぐの?』って思いましたけど、そういうインパクトのあるショットで印象に残ることができるのかなって」

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2025年06月07日 12:40  週プレNEWS

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30歳記念のフォトブックを発売した前田亜美

6月1日で30歳になった元AKB48・前田亜美(まえだ・あみ)が、4年ぶりに週プレにてグラビアを激写! デジタル写真集『アレキサンドライト』では、現在出演中の『所さんお届けモノです!』で見せるニコニコ笑顔だけでなく、大人の色気と、ドキッとする視線を見せてくれている。

6月8日にオンラインサイン会を控えている彼女に、デジタル写真集への思いから、AKB48時代の思い出。そして30歳を迎える心境について聞いた。

【写真】大人の色気あふれるショット


――さて、数年振りのグラビア撮影ということでしたが、いかがだったでしょうか?

前田 めっちゃ楽しかったです。きちんとしたグラビアって、4年前の週プレさんで撮っていただいた『偶然の世界線』がはじめてで。当時も、26歳になるタイミングで。ファンのみなさんにも好評だったんですよね。

――今回、Xでファンのみなさんに「30歳になるタイミングで何か見たいですか?」とたずねていましたよね。

前田 そうなんですよ。やっぱり20代ってなんでもできる年齢というか、自由が効くというか。だから20代のうちにやり残したことはないかって思って、心のつぶやきで書いたんですよ。そうしたら、いろいろ書いた中、ファンの人の反応的に「写真集がいい」とか「またグラビア見たい」っていう声が多くて。「意外とみなさん、見たいと思ってくれてるんだ!」みたいな。ってことはやってみてもいいかな、って気持ちにもなりましたね。

――どうでした? 前回に比べて。

前田 でも、けっこう緊張していました。やっぱり4年ぶりっていうのもあるし。でも、4年前とほぼ同じスタッフさんだったので、緊張もすぐに解けて楽しんで撮っていただけましたね。

――今回の撮影のコンセプトは「30歳の前田亜美のいろいろな面を見せたい」「水着や下着も前回よりも多く」「さらに上の露出度」というものでした。そのプランを聞いてどう思いました?

前田 なかなか自分で「やりたい!」って思わないものだったので、最初は「え! 背中とか......脱ぐの? 大丈夫かな?」って思いましたけど、最近自分を分析したときに「背中綺麗だね」「肩のライン綺麗だね」って褒めてもらえることも多かったので、自分の良いところなのかもって思って。そういうインパクトのあるショットを撮ることで印象に残ることができるのかなって。

――ちなみに今回は、撮影する場所の画像とかもあらかじめ見ていただいて。

前田 そう、なんかエモさとか、レトロさもある感じだったので。私って、そういう感じが似合うって言っていただくことも多いので。そっち寄りで撮っていただけたのも嬉しかったですね。シチュエーションも衣装も。赤もめっちゃ好きなので、赤いワンピースの衣装はすごく嬉しかったです。卒業の劇場公演も赤いドレスで卒業したくらいなので。

それに最近「他の人の視点って大事だ」って思ったりもして。私の意見を言うことは控えたというか。やりたいことはいっぱいあったりもしたけど、逆にいいのかなと思って。

――今回のデジタル写真集が、30歳からの名刺というか、ポートフォリオになればいいなという思いがありまして。

前田 嬉しいです。もし、今回の写真を見て、「前田さんグラビアを」ってお話いただけたら、またやってみたいなっていうのもあるし。ただ自分の中では「これが最後でもいいや!」っていうくらい、今回の企画に関しては満足いくように、全力で臨めました。

――まさに全力で挑んでいただいたと。それにしても30歳という年齢は、昔からのファンの方からしたら「そんなに大人に!?」と驚いてると思います。AKBに入ったのは13歳ですもんね。

前田 そうですよ! 2009年のリクアワでお披露目で(ファンが選ぶAKB48の楽曲の総選挙イベント『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2009』のこと)。

――当時のこと覚えていますか?

前田 めっちゃ覚えてます! 昔あった渋谷のライブハウス『アックス』(SHIBUYA-AX)のステージからの景色とか。私、当時レッスン中にケガしちゃって。『大声ダイヤモンド』を7期生で歌うはずだったんですけど、私出れなくなっちゃったんですよ。で、その代わり「亜美ちゃんは、次の曲への曲振りをしてください」ってお願いされて。超ドキドキして。あそこから始まったなって。

――前田さんは当時、「眉毛が太い」ってことで話題にもなってました。

前田 そう! 7期生の公式写真が出たときに、私、超太眉でまったく盛れてない写真で。同期からも「誰これ!?」って衝撃だったんですよ(笑)。そもそも「7期に"前田"って子が入ってくる」って話題になっていて。当時のセンターだったあっちゃん(前田敦子)と同じ名字ってことで、メンバーのみなさんもファンの方もちょっとザワザワしてて。そこにあの衝撃的な太眉だったんで「あの子、何者なんだ?」みたいな。

――研究生公演ではセンターを務めてました。

前田 そう。で、ファンのみなさんの中で「実物を見た方がいい」って広がって。身長も高かったし、ステージ映えするって言われたりして。そこからファンの方もついてくれるようになったというか。

――最初の印象をひっくり返していったんですね。

前田 もう逆に、それを狙ってあの公式写真だったのかっていうくらい(笑)。

――今となっては良い思い出ですね。そして週プレとの思い出といえば「チームPB」ですかね。週プレとヤンジャンが、それぞれ7人ずつの選抜を選んで、グラビアとライブで戦うという『神保町決戦』というコラボ企画がありました。

前田 間違い無いです! チームPBは一番熱い思い出です。はじめて選んでいただいたユニットでしたし、はじめてのMV。はじめて海外に行くとか。そういう経験がなかったので、そういうのを学んだのがチームPBでしたね。チームPBの曲『遠距離ポスター』のMV撮影のスタジオとかめっちゃ覚えてます! 真っ白なスタジオでみんなで踊ったり、そのときのケータリングとか。

――7人のメンバー(宮澤佐江・柏木由紀・多田愛佳・宮崎美穂・仁藤萌乃・高城亜樹・前田亜美)の中で、唯一の研究生でした。

前田 そう。だから、最初は先輩たちと話せなくて。「これは絡みにいかないとどうしようもないぞ」って思って。当時、らぶたん(多田愛佳)とみゃお(宮崎美穂)っていう元気いっぱいの先輩ふたりがいたので「これは挨拶に行かないと!」って(笑)。他にも特攻服を着てのグラビアとか。

――当時AKB48のメンバーが出演していた『マジすか学園』(テレビ東京系列)にちなんで、チームPB、チームYJのメンバー全員分の特攻服を作りましたね。撮影用にバットとか竹刀とか、赤い三角コーンとかがあって。前田さんがそれらの武器にシールとかでデコっていました。

前田 懐かしい! デコってました(笑)。あとは、チームYJに勝って行ったサイパンですね。初海外だったし、私の誕生日近くてお祝いしてもらって。サプライズでケーキでお祝いしてもらって。ちょうど夕日が沈むサンセットがすごく綺麗で。

――他にAKB時代の記憶って、どんな思い出がありますか。

前田 なんだろう。でもやっぱり若かったし、むしろ48時代って濃いことばっかり多かったから、あまり覚えてないんですよ。覚えているのは、ファンのみなさんとのことかな。ファンの方って、けっこう友達っていうか家族みたいな人が多くて。悩み相談とかもしてたし、寄り添ってくれる優しいファンが多かったなって。


――いいですね。そんなAKB48を卒業したのが、2016年。そこから9年が経つんですね。どうですか? 卒業してから今までって、自分が思ったように過ごせてますか?

前田 思い描いてたイメージ通りではないけど、でも当時よりは全然落ち着いていて。好きなことを好きな時間にできるようになったなっていう感覚が大きくて。やっぱり当時は本当に365日休みもなかったし、寝る暇もなかったし、もう頭がパンクしてた状態だったから。

――今はのびのびやってるのが伝わってきます。所ジョージさんの番組『所さんお届けモノです!』では、レポーターを経験したり。

前田 ありがたいですね。たまたまいいチャンスが巡ってきて、アシスタントMCを代打でやらせていただいたり。AKB時代の自分からしたら予想もしていなかったんですけど。そういう巡り合わせとかってあるんだなって思います。

――そして30歳を迎えて。ぶっちゃけ、今どんな気持ちですか?

前田 30歳が一番楽しみです。周りにも「30代って一番楽しいよ」って教えてくれる先輩とかも多いです。だから楽しみしかないですね。30代の自分は、何となくの感覚なんですけど、なんかより一層もっと自由に、私らしく生きていけそうだなって思っていて。マイペースな性格だから、今までもそうだったけど。さらにいろんな経験、知識、人脈。いろんな出会いがあったりとか再会もあったりするから。そんな中で、30代が多分今までで一番濃い人生になりそうだなっていう感覚があるんですよ。だから超楽しみです。

――素晴らしいですね。30歳になったら、したいことってありますか?

前田 ひとりで海外に行きたいですね。アメリカに行きたいな。ひとりでチケット取って、アメリカをひとり旅。アメリカならどこでもいいんですけど、どこにしようかな。

――サイパンというのもアリかもですね。

前田 たしかに! それもアリですね。一番最初に海外に行った場所に行くのもいいですね。30歳か。......でも、中身は本当に変わらないんですよ。多分、50歳60歳になってもずっとこのままだと思うし。それでいいかな。このまま楽しく笑って過ごせたらいいなと思ってます。

前田亜美(まえだ・あみ)
1995年6月1日生まれ 東京都出身
〇元AKB48の7期生。
MBS・TBS【所さんお届けモノです!】/【薬用パールホワイトプロ】イメージモデル /【ディズニー+ディズニー365+】/【NHK チャリダー】レギュラー/2025年大阪・関西万博 関西パビリオン WEB(鳥取)。
現在、30歳記念のデジタル写真集『アレキサンドライト』が発売中。
公式X【@ami__maeda0601】
公式Instagram【@ ami___maeda0601】

取材・文/篠本634(shortcut) 撮影/Takeo Dec

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