フリーアナウンサーの山本浩之(63)と、元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔氏(54)が、7日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西ローカル)に出演。コメの価格高騰をめぐり、小泉進次郎農相が「緊急輸入も選択肢」と発言したことについて私見を述べた。
山本は「このコメ(輸入米)を食べると、おいしいんですよ。輸入米っておいしいんです。だけどそれに頼っちゃダメです、恒常的に。これはあくまでもつなぎです。やっぱり日本でおいしいコメを作るということに軸足を置かないと。食料安全保障の問題ですよ。『輸入米止めます』って言ったときにどうしますか。コメがなくなるんですよ」と話した。
「それを考えた時に、日本でどんなに暑い日が続こうが、雨が降らなかろうが、いいコメを作る。冷害に悩まされるコメも、北海道で今、ものすごいおいしいのがいっぱいできているわけです。そうやってたくさん、自分たちで品種改良していいコメを作ろうとしていたのに、それをやめさせようという流れが種子法の廃止やったわけです」と言及。
「これを復活させて、各地域でおいしいコメが作られるような状況に戻していかなきゃいけない。これは時間がかかります。それまでの緊急避難措置として輸入米はいいと思う」と語った。
西脇氏は、「(コメが)保護され過ぎているんじゃないかとか、そこの部分はいろいろ考えなきゃいけないと思うんですけど、ただ、農地って1回失われたら、もう戻ってこないんだろうと思うんですよ。そう考えると、やっぱり農地というのは守らなければいけなくて」と話した。
|
|
「1回失ってしまったら、なかなか返ってこないということを前提にして…。輸入を前提にして安全保障を考えなきゃいけないっていう部分もあるのかもしれませんけど、そこで1回『じゃあ輸入に頼っていいや』ってなっちゃった後に、結局取り返しがつかないことになったって気付く日がくると思う」と述べていた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。