週明けは続々と梅雨入りへ 明日8日は九州で激しい雨 10日にかけて大雨災害に警戒

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2025年06月07日 18:10  日本気象協会

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日本気象協会

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明日8日(日)以降、梅雨前線は本州付近に停滞し、九州北部〜関東甲信にかけて続々と梅雨入りとなるでしょう。梅雨入り早々、警報級の大雨のおそれ。九州南部では8日(日)〜10日(火)頃にかけて、九州北部では9日(月)〜10日(火)頃にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水など大雨災害に警戒が必要です。

西から梅雨前線が北上

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8日(日)は梅雨前線が九州付近まで北上、9日(月)から本州付近に停滞するでしょう。梅雨前線に向かって、非常に暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となり、九州を中心に警報級の大雨のおそれがあるため警戒が必要です。

週明けは続々と梅雨入りへ

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8日(日)は西から天気が下り坂です。九州で雨が降り出し、午後は雨の範囲が四国にも広がるでしょう。9日(月)は近畿や東海まで雨、10日(火)は関東でも本降りの雨となりそうです。週明けは、続々と梅雨入りラッシュとなるでしょう。

6月5日発表の日本気象協会梅雨入り予想では、九州北部や四国は6月8日頃、中国・近畿・東海は6月9日頃、関東甲信と北陸は6月10日頃、東北南部と北部では6月13日頃となっています。

梅雨入り早々 警報級大雨のおそれ

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九州など西日本には活発な雨雲が流れ込み、梅雨入り早々、警報級の大雨となるおそれがあります。九州南部では8日(日)〜10日(火)頃にかけて、九州北部では9日(月)〜10日(火)頃にかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒して下さい。

【大雨警報の可能性 「高」と「中」2段階ある警報級の可能性】
■8日(日):鹿児島県で「中」
■9日(月):九州全県で「中」
■10日(火):九州全県と山口県で「中」

予想24時間雨量

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明日8日夕方までに予想される24時間雨量は、多い所で、鹿児島など九州南部で120ミリ

その後、9日夕方までに予想される24時間雨量は、熊本など九州北部で150ミリ、宮崎や鹿児島など九州南部で150ミリの予想です。

その後も雨量はさらに増える見込みです。

九州南部では8日(日)〜10日(火)頃にかけて、九州北部では9日(月)〜10日(火)頃にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。九州南部では8日(日)昼頃から活発な雨雲がかかるため、その前に、側溝の掃除など大雨への備えを万全にしておきましょう。

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