秋元康氏プロデュースの6人組昭和歌謡グループ「MATSURI」が7日、福岡トヨタホール スカラエスパシオで「MATSURI 1st コンサートツアー 〜祭〜」を開催した。全国4都市8公演を開催予定で、この日は1部2部合わせて800人を動員。初の全国ツアーを“祭の街”から景気よくスタートさせた。
お祭り騒ぎのツアーが幕を開けた。今回のツアーで名曲「お祭りマンボ」と「夏祭り」を初カバー。さらにオリジナル曲「アヴァンチュール中目黒」「今さらカッコつけてられねえ」「汚れちまった涙」や6月18日リリースのSHOW−WAとの合同楽曲「僕らの口笛」など全17曲を熱唱した。ファンの歓声に包まれ、橋爪健二(32)は「こんなに大きなところでわいわいできると思っていなかった。1曲目から幸せで、最高の公演でした」と笑顔を見せた。
目指すは年末の大舞台だ。NHK紅白歌合戦のステージに立つため、全公演で、全員が紅白色の長テーブルにペットボトルを投げて立たせるボトルフリップチャレンジに挑戦する。この日は失敗となったが、“お祭り男”柳田優樹(39)は「紅白に出られるグループは本番に強い」と成功へ意欲を見せた。
さらに「夢かなわず負けてきたグループで、MATSURIになってからも試練があったけど、『負けない!』と思ってやってきた。支えてくれる皆さんのおかげでここまで来られた」と感謝を込め、「ここがゴールじゃない。ここがスタートです。紅白と武道館を目指します!」と力強く意気込んだ。【野見山拓樹】
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