山田邦子、年金議論に険しい表情「みんなにお金いっぱいあげてる」「底辺のことだけじゃん」

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2025年06月08日 06:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

山田邦子(2024年3月撮影)

タレント山田邦子(64)が、5日配信のABEMA報道番組「Abema Prime(アベプラ)」(月〜金曜午後9時)に出演。年金改革に関する議論について、独自の見解を示した。


番組では、立憲民主党の案に与党が合意した、基礎年金の底上げに厚生年金を活用する法案について賛否が起きていることを議題にあげた。


冒頭で、進行のEXIT兼近大樹(34)が、若い世代として心配の声をあげ、「(20代では)どうせもらえないと言っていたけど、どうせならもらいたい」と本音を漏らすと、邦子は顔をしかめて「もらえないのよ。稼いでいるから、あなたたちは」とツッコミ。「私なんか絶対もらえないんだから。ずーっともらえないのよ。これで死んだらゼロよ」と自虐した


その後、厚生年金活用を主張する立憲民主党の井坂信彦衆院議員と、厚生年金の「流用」と批判する日本維新の会の青柳仁士政調会長が中心となって議論になった。


邦子は険しい表情を続けながら議論に聞き入り、15分ほど意見を発しなかった。そこで平石直之アナウンサーから振られると「私?」とけげんな表情を見せながら「年金について、何にももらってないことが、本当…ずーっと払ってきて、たぶん、もらわないで終わるんだなと思うと、みんなにお金いっぱいあげてるんだな、って」と話し、スタジオは苦笑いとなった。


邦子は「何聞いてもなんか、むなしいね。なんかこのやり方だと、一生懸命やる気持ちもなくなっていくな、って。定年来たら、みんな仕事やめるの? 今、みんな思ったより元気だから、たぶんみんな働いちゃうでしょ。そうすると、この考え方も変えていかないと。このやり方って、本当に、底辺のことだけじゃん」と私見を述べた。


ここで「何かズレてきている気がする」と反省気味に語ったが、平石アナから「そんなことないですよ。たくさん払ってきた人が受け取れない、という、そういう不満もあるよね、というお立場も意見だと思います」とフォローされた。


邦子はさらに「ちょっとズレるけどさ、コメの時もさ、並ぶの好きな人だけでしょ、買いに行ってるの。コメみんな、そんな食ってないし。コメ、コメ、っていうけど、本当に困っている、例えば食べ放題の学生さん相手の店とか、一番コメがないと困るところに行けばいいのに、そういうのとちょっと似ている気がする」と、コメ問題と年金問題に共通点があるとの持論を展開。平石アナから「(コメが)ない、と高い、という(2つの)問題がある」とフォローされつつ、「コメ話、またやりましょうか」と“脱線”を修正された。

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