鈴鹿8耐:オートレース宇部、ロリス・バズとハネス・ソーマーを招聘。浦本と表彰台を狙う

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2025年06月08日 10:00  AUTOSPORT web

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2025鈴鹿8耐:オートレース宇部 Racing Teamのライダーラインアップ
 6月8日、James Racing 株式会社は2025FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表。オートレース宇部 Racing Teamとして浦本修充、ロリス・バズ、ハネス・ソーマーの3人を起用する。

 オートレース宇部 Racing Teamは2022年に全日本ロードレース選手権に初参戦して、翌2023年から鈴鹿8耐にも参戦しているチームだ。昨年までスズキのマシンを走らせていたが、今季からBMWのファクトリースペックエンジンを積んだM1000RRを投入。浦本は全日本ロードJSB1000でいきなり2戦連続表彰台を獲得する活躍を見せている。

 今年は鈴鹿8耐とボルドール24時間にも参戦する予定の同チームは今回、鈴鹿8耐のライダーラインアップを発表。レギュラーライダーの浦本、MotoGPやWorldSBK経験者のバズ、昨年の鈴鹿8耐と今年のスパ8時間でSSTクラス優勝を飾ったIDMドイツ・スーパーバイク選手権ライダーのソーマーを招聘することが明かされた。

 チームは「この3人のライダーとともに鈴鹿8耐ではチーム初の表彰台はもちろん、鈴鹿8耐の歴史上一度もない外国車としての初優勝、表彰台を狙っていきます」と意気込んでいる。まずは、6月11〜12日に鈴鹿サーキットで行われる鈴鹿8耐合同テストに3人が揃い走ることになる。


■齋藤James文護チームオーナー

「BMW M1000RRを投入して、チームとして大きくリニューアルとなった2025年。全日本ロードレース選手権では開幕戦から3位表彰台。そして第2戦ではポールポジション獲得、2位表彰台獲得とチームオーナーとしては興奮が止まらない日々です。チームとしては3回目の挑戦となる鈴鹿8耐です。今年も海外から新しいライダー達が我々のチームを助けてくれます。日本のメーカーワークスに挑戦するプライベーター代表として闘います。地元山口県だけでなく、全世界の皆さんにファンになってもらえるレースをお見せしたいですね」


■中井貴之チームディレクター

「鈴鹿8耐のライダーをようやく発表することができ、海外から素晴らしいライダー、ロリス・バズ選手とハネス・ソーマー選手を迎えられたことを嬉しく思っています。実は今回、海外のライダーたちから数多くのアプローチがありました。彼らはチームのSNSを見て直接コンタクトをとってきました。日本の国内でしか活動していない我々に興味を持ってくださっている選手がいるという事実を誇りに思いますし、それと同時に世界耐久選手権への本格参戦に向けてなお一層の努力をしていかなくてはなりません。全く新しい3人のライダーによる鈴鹿8耐に乞うご期待!」


■2025年 鈴鹿8耐チーム体制

ゼッケン番号:76チーム名:AutoRace Ube Racing Team(オートレース宇部 Racing Team)参戦クラス:EWCマシン:BMW M1000RRタイヤ:ブリヂストンライダー:浦本修充(Naomichi Uramoto)、ロリス・バズ(Loris Baz)、ハネス・ソーマー(Hannes Soomer)

[オートスポーツweb 2025年06月08日]

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