
石破茂 総理大臣(6日)
「『お前、昔これを推進していたではないか』という指摘は、それはそう。いまは自民党総裁なので…」
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6日、石破総理が昔は推進していたと認めたのは「選択的夫婦別姓」です。これを導入するための法案を立憲民主党などが提出し、28年ぶりに審議入りする中、自民党は党としての賛否を曖昧にしています。
自民党内には賛成派の議員が一定数いる一方、強硬な反対意見も根強いのが現状です。3日に開かれた総務会でも、党としての意思統一ができなかったため、執行部は法案が採決された場合、野党案に賛成する議員が出ることを危惧しているのです。
そんな自民党の事情を見越した立憲民主党からは...
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立憲民主党 辻元清美 代表代行(2日)
「自民党に申し上げたいのは、『もう党議拘束をとったらどうですか』と。バラバラでまとめられないのだったら、少なくとも選択的夫婦別姓は党議拘束を外して、(議員が賛否を)自由に選択できる環境を整えてほしい」
選択的夫婦別姓をめぐっては、立憲民主党のほか、国民民主党も同様の法案を提出。日本維新の会は「旧姓使用」を拡大する法案を提出していますが、いずれの法案も過半数の賛成を得る見通しは立っていません。