Travis Japan川島如恵留が休養から復帰 全国ツアー最終公演7人そろってゴール

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2025年06月09日 04:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ライブを盛り上げるTravis Japan。左から中村海人、松倉海斗(手前)、吉澤閑也、宮近海斗、松田元太、七五三掛龍也(撮影・中島郁夫)

Travis Japanが8日、千葉・ららアリーナ東京ベイで、「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」最終公演を行った。「JUST DANCE!」「Would You Like One?」などダブルアンコールを含め、全32曲を披露。5月に川島如恵留(30)が約半年間の休養から復帰し、7人そろってゴールテープを切った。ツアーは全国8都市28公演で約31万人を動員した。


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いつものTravis Japanが帰ってきた。ステージに、川島を含めた7人のシルエットが照らされると大歓声が迎えた。宮近海斗(27)は「オーラス騒ぐぞ!」、松田元太(26)は「ラストですよ! 楽しんでいこうぜ!」と絶叫。川島も「如恵留だよー!」と満面の笑みで登場した。


川島は5月下旬から活動を再開し、7日の千葉公演からツアーに参加。国内ツアーの締めくくりへ、6人が待つ舞台に向けて自主練を積んできた。1人での準備時間を振り返り「TJの曲、1人でリハするの初めてだったからめっちゃ寂しかった」と吐露。4月には静岡公演にお忍び訪問していたことも明かし「自分がステージにいるような気がして。みんなの愛を感じました」とホームのぬくもりに背中を押された。


7人であることに強くこだわってきた。演出担当の中村海人(28)が決めたツアータイトルにもメンバー数の7を示す「VII」。エンドロール映像も千葉公演限定で7人版が用意され、川島の休養中にリリースされた「Would−」など複数の曲の歌い分け、ダンスフォーメーションも変更。“完成形”でのステージに中村は「横を見ると、仲間が多いなと思うのはすてきだなと」と感慨。グループの代名詞でもあるハイレベルなダンスパフォーマンスが7倍の迫力を生んだ。


公の場での全員そろったパフォーマンスは約7カ月ぶり。リーダーの宮近は「まず、6人でよく頑張りました」とねぎらい「未来のためにお休みをするって決めたこと。また戻りたいという思いって、勇気あることだったと思うけど、帰ってきてくれた如恵留、本当にありがとう」と仲間の決断に感謝。メンバーの“総意”に川島は涙し、全員が瞳を潤ませた。7月下旬からは、ニューヨークなど5都市を回るグループ2度目のワールドツアーが開幕する。強くなったトラジャにふさわしい大きなステージが待っている。【望月千草】


○…映画「リロ&スティッチ」の日本版エンドソング「バーニング・ラヴ」をファンの前で初披露した。ダンスは“封印”し、キャラクター「スティッチ」があしらわれたマイクスタンドを使って7人横並びで歌唱。宮近は「やっぱ7人は家族、オハナ(ハワイ語で家族)だからね」とグループ愛を爆発させ、中村は「いっぱい聞いてください!」と呼びかけた。また、9月17日に同ツアーのDVD発売も発表された。

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